夏休み明けで、講演会もあり、お疲れぎみなのか、スロースタートな子どもたち。
まんなか組のYろうが、屋根のあるところで座っていました。
少し離れたテーブルでは、お絵かきに興じる子がたくさん!
しばらくすると、お絵かきはお手紙だった子が居て、Yろうの元には、手紙が届けられたりしていました。
それはそれで嬉しそうでしたが、Yろうは今日は何しようかな?!と考えていたのでしょうか・・・。
そのままそこに座っていました。
私は、お絵かきチームから、
「紙ちょうだい、紙ちょうだい」と言われるうちに、
ものすごく作るのが苦手な紙飛行機を作ってみたくなりました。
Yろうのそばで作って、そしてそちらに飛ばす。
すると、Yろうも飛ばし返す。
紙飛行機のキャッチボール?!をしていました。
屋根の下から出てきたYろうに、どっちが遠くまで飛ばせるか勝負をしようと提案。
既にその時には、HまやKね、そしてそばで見ているKめがいました。
立ち位置を木の棒で決めて、そこから風の方向をよみながら飛ばす。
落ちた所に、目印で黄色い葉っぱを置く。
ほとんどの子が力任せ過ぎて、すぐ目の前に落下したりする中、Hまは、いいフォームでスーッと飛ばしました。
飛行機のせいもあるかもしれないと、いろいろ改良をしていると、
「オレ自分で折れるもん」とYと。
私が
「ちょっと変わった飛行機作ってみる」とやっていると
「それおへそ飛行機じゃん」とYと。
おへそ飛行機っていうんですね、初めて知りました。
お絵かきに並んで折り紙をする子も居たので、MびやSなの折り紙飛行機も登場。
半分以上の子が紙飛行機を手にしていました。
Aひは、
「僕はみんなと飛ばさない」と一人自由に飛ばしていました。
Sなは、普通の飛行機に小さ目の折り紙飛行機をおんぶバッタのような恰好で重ね合わせ、飛ばすとそれぞれに舞うという遊びをし、最終的には、飛行機に花を挿したり・・・。
YとやTみの飛行機には乗客が居て、それは必至にしがみつくヤモリでした。
その頃、スタートラインにはたまたまYろうしか居なくて、紙飛行機第一号が見当たりません。
「あれ?どこ行った??」と聞くと
「あっち」とYろう。
何と、10メートルくらい先まで行っていたのです。
驚いた私は、「すごい!」「記録だ!!」「今日、これを超せる人は誰もいないよ、きっと」と感激していると、
スタートラインに立ったままの、Yろうは、ニコニコ嬉しそうにしていました。
そりゃあ、こんな記録が出たら嬉しいよねーとその笑顔を私も満足しながら見つめました。
「この記録的な飛行を誰も見てなかったねぇ」と残念がる私に、
Kねが、
「僕見てた!」と言いました。
今日の保育中、誰もYろうの記録をやぶる子はいませんでした。
というか、紙飛行機遊びは、私を的にした得点稼ぎゲームへと変貌をとげたのでした・・・。
保育の終了後は、当番でミーティングをします。
基本、子どもはそばにはいませんが、それでも、時々子どもの出入りがあります。
たまたま、そのYろうの飛行記録の話を私が報告としてしていると、
そこに本人も居ました。
Yろうに「ね、すごかったんだよね」と話しかけながら報告していると、
「あれ、うそ」とポツリ。
「????」な私。
「一回飛ばして拾いに行って、そこから飛ばしてまた拾って、それで飛ばした」とYろう。
ズコーっ!な私。
Kねの、僕見てたという証言発言にも
二度、ズコーっ!!な私。
笑わせてもらいました・・・
昨日の浅井智子さんの講演を受けて、子どもの世界に散りばめられている物語は本当にキラキラと輝いていていて、どれをとっても美しいなと思いました。
今日一日だけでも、このエピソード以外にたくさんの子どもたちの物語がありました。
(くらら)
========================================
「森のたまご」お問い合わせ:morinotamago2010@yahoo.co.jp
代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052
まんなか組のYろうが、屋根のあるところで座っていました。
少し離れたテーブルでは、お絵かきに興じる子がたくさん!
しばらくすると、お絵かきはお手紙だった子が居て、Yろうの元には、手紙が届けられたりしていました。
それはそれで嬉しそうでしたが、Yろうは今日は何しようかな?!と考えていたのでしょうか・・・。
そのままそこに座っていました。
私は、お絵かきチームから、
「紙ちょうだい、紙ちょうだい」と言われるうちに、
ものすごく作るのが苦手な紙飛行機を作ってみたくなりました。
Yろうのそばで作って、そしてそちらに飛ばす。
すると、Yろうも飛ばし返す。
紙飛行機のキャッチボール?!をしていました。
屋根の下から出てきたYろうに、どっちが遠くまで飛ばせるか勝負をしようと提案。
既にその時には、HまやKね、そしてそばで見ているKめがいました。
立ち位置を木の棒で決めて、そこから風の方向をよみながら飛ばす。
落ちた所に、目印で黄色い葉っぱを置く。
ほとんどの子が力任せ過ぎて、すぐ目の前に落下したりする中、Hまは、いいフォームでスーッと飛ばしました。
飛行機のせいもあるかもしれないと、いろいろ改良をしていると、
「オレ自分で折れるもん」とYと。
私が
「ちょっと変わった飛行機作ってみる」とやっていると
「それおへそ飛行機じゃん」とYと。
おへそ飛行機っていうんですね、初めて知りました。
お絵かきに並んで折り紙をする子も居たので、MびやSなの折り紙飛行機も登場。
半分以上の子が紙飛行機を手にしていました。
Aひは、
「僕はみんなと飛ばさない」と一人自由に飛ばしていました。
Sなは、普通の飛行機に小さ目の折り紙飛行機をおんぶバッタのような恰好で重ね合わせ、飛ばすとそれぞれに舞うという遊びをし、最終的には、飛行機に花を挿したり・・・。
YとやTみの飛行機には乗客が居て、それは必至にしがみつくヤモリでした。
その頃、スタートラインにはたまたまYろうしか居なくて、紙飛行機第一号が見当たりません。
「あれ?どこ行った??」と聞くと
「あっち」とYろう。
何と、10メートルくらい先まで行っていたのです。
驚いた私は、「すごい!」「記録だ!!」「今日、これを超せる人は誰もいないよ、きっと」と感激していると、
スタートラインに立ったままの、Yろうは、ニコニコ嬉しそうにしていました。
そりゃあ、こんな記録が出たら嬉しいよねーとその笑顔を私も満足しながら見つめました。
「この記録的な飛行を誰も見てなかったねぇ」と残念がる私に、
Kねが、
「僕見てた!」と言いました。
今日の保育中、誰もYろうの記録をやぶる子はいませんでした。
というか、紙飛行機遊びは、私を的にした得点稼ぎゲームへと変貌をとげたのでした・・・。
保育の終了後は、当番でミーティングをします。
基本、子どもはそばにはいませんが、それでも、時々子どもの出入りがあります。
たまたま、そのYろうの飛行記録の話を私が報告としてしていると、
そこに本人も居ました。
Yろうに「ね、すごかったんだよね」と話しかけながら報告していると、
「あれ、うそ」とポツリ。
「????」な私。
「一回飛ばして拾いに行って、そこから飛ばしてまた拾って、それで飛ばした」とYろう。
ズコーっ!な私。
Kねの、僕見てたという証言発言にも
二度、ズコーっ!!な私。
笑わせてもらいました・・・
昨日の浅井智子さんの講演を受けて、子どもの世界に散りばめられている物語は本当にキラキラと輝いていていて、どれをとっても美しいなと思いました。
今日一日だけでも、このエピソード以外にたくさんの子どもたちの物語がありました。
(くらら)
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