4月11日 2011年度保育スタート！

満開の桜の中、始まりました！
新メンバーでのもりのたまご2011！


涙がにじむ年少haちゃんは、年長haちゃんと手をつなぐと
「ha-haコンビ♪」と母ちゃん達に口々に声をかけられ、
ほっとして歩き始める。


いつもは活発で元気な年少Nくんは、最近森のたまごに
母ちゃんは行かない時もあると知ってブルーだったらしい。
不安そうに集団から離れて桜の木の下でたたずんでいる。


お母さんと離れるのが辛くて泣きじゃくる年少chiちゃん。
当番母ちゃんが「すぐ迎えにきてくれるから大丈夫」とか
「あっ、ノートにスタンプ押してもらったかなー？見せてー」
とか色々声をかけてなだめようとするけど、悲しくて悲しくて・・・
でもみんなが歩き始めたら少しこわばった表情だったけど歩き始めた。

隣に居た年少のTちゃんとNaちゃん、chiちゃんのこと見てたんだね。
T「おうち帰りたいかー」
Na「おうち帰りたいよねー」
神妙な顔で声をかけてくれてる。すーっとchiちゃんの顔が和らいだ。
こんな姿が見られるのも、1月から毎週慣らし保育で遊んできたからだね。
寄り添ってくれるお友達がいるって心強い！



少し階段を登って東屋に腰かけ、さぁこれから朝の会が始まるんだ、
と新米たまごも新米母ちゃんもちょっとワクワク。



え・・・？

もりたま2010（男子）、１人、２人、３人……次々逃亡！！！（笑）

その後なんとなく東屋に集まれたけど、落ち着かないのかな？
立ち上がって大声で代わる代わる喋る年中ボーイズ。

ガクちゃん先生も、母ちゃんたちも、誰も声を荒げない。
静かに、静かに、朝の会が始まることを知らせていく。

さぁ、朝の歌を歌おう。ガクちゃんのギターが静かに始まる。
「♪太陽さん、おーはーよー」
年中ボーイズ「ぎゃーーーーーーーーーーーーーー」大合唱（笑）
年少さん、きょとーん。

年中ボーイズ
「ようちえんの子しか歌わないんだよー。女なんか仲間じゃないモーン」
　　　　　　　※年少さんは女の子が多い。

なるほど～。
笑顔のやんちゃボーイズの心の中は
俺たちの幼稚園に誰か来てしまった！俺たちの立場が！
という焦りや不安でいっぱいだったのかな。

ガクちゃんの「小さい子が困ってたら分からないことを色々教えてあげよう」
の言葉かけにも　もちろん「やだーーーー！」

さてさてどうなっていくのでしょうか。


そして山を少しずつ登って広場を目指す。
と、そこで、年中KRくんもりたま始まって以来の新しい道発見！！
小さい子も行ってみたくておしり歩きでついていく。
ガクちゃんが「すごい！新しい道見つけたんだ！さすがだなー！！」と
大げさなくらい誉める。

すると、「女なんか」と言ってたKRくん、
さりげなーく、年少Mちゃんの水筒を持ってあげてる。
お兄ちゃんになった瞬間、目撃！
自分ってすごいんだっていう誇りが器を大きくするんだなぁ。それも急激に。

広場についたのは10時頃だったでしょうか。
　
池にはおたまじゃくしがいっぱい！
朝は泣いてた子も結構大胆に泥に手を突っ込んで遊んでました。
先輩K母ちゃん「着替えればいいんだから、もっと中に入っていってもいいんだよー」
さすがです～！

年少さんがお弁当待ちきれなくて、早めに10時半から食べました。
もう泣いてる子はいません。母ちゃんの作ってくれた弁当を食べて
ほっとしている様子。

午後の遊びはまったり、思い思いに、散り散りに。母ちゃんを思い出して
リュックを背負って自主的に帰ろうとする子も。


そこへ、ガクちゃんが何やら水道のところへ。

派手な放水、水遊びが始まりましたー！続々集まってくる子どもたち。



お姉さん役ではりきって緊張してたhaちゃんも、落ち込んでたNくんも、
みんな夢中で水のシャワーに飛び込んでゆく。
とびっきりの笑顔ですね～
水ってすごい！！

ばらばらだったたまごたちが一つになってくのを感じました。

服が絞れるほどびしょぬれになってガクちゃんの足に抱きついてた年少Naちゃん。
ガクちゃん「誰かズボン持ってる人ー？」
ogu母ちゃん「タオルなら。」　巻く？（笑）


帰りは、年中・年長チームと年少チームは10分以上時間差をつけて
下の広場をめざしましたが
年中さんは走ってどんどん追い抜かし、
年少さんは桜吹雪を眺め道草しながら随分ゆっくり帰りました。

そんな感じで保育一日目が無事終わりました～

(nao)