野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
公式サイトhttps://www.morinotamago.com

2月25日(火)年間保育ふり返り

2014年02月25日 | 母達
今日は一年の保育をふり返る会議でした。
一年を通すとやっと見えてくるものがあります。
立ち上げ当初からかかわっている母にとっては、4年目。
年少からみていた子どもを卒園まで送り出してこそ見えてくるものもまたあります。

それらが織りなす今日のふり返りの深まりはとても印象的なものでした。

冒頭、森のたまごのシンボルマークを使っての説明が代表みえちゃんよりありました。



その中で、木の幹にあたる部分として、森のたまごのスタイルは、
「子どもの声を聴く」ということではないか、と示されたのが、仲間である私たちにはまずとても印象的だったのです。



これまで“みんなの声を拾う”ことに徹してきていたみえちゃんが、4年をかけてキーワードになった森のたまごのスタイル。
これに違和感を覚える人は誰もいなかったのではないかと思います。
それどころかみえちゃんの凛とした態度に新鮮な驚きと感動さえあったように思います。

そして根っこの部分ともいえる、母たちの想いに続きます。
“我が子が森のたまごでどんな風に過ごしてほしいか”をテーマに一つだけ出します。
一つにしぼられたことで、より大切なことが各自の中で残り、
「子どもが愛されていると感じながら仲間の中でたくさんの経験をすること」などといったように、
それは全体を見ても共通するものばかり。
これが次に印象的だったことです。

根っこと幹が共有できたところで、次は理念に向ってのびる枝、方針的な部分へとつながります。

4、5名のグループでそれを話し合います。
私のグループですぐに出たのは、
「信じて待つ」ということ。
私はそれをもう一歩深めたくなりました。
何を信じて待つのか。

最近、いろんなことが秀でているNたが転園してきて、できるということばかりが評価されることではないという話題が上がっているところでした。
そんなこともあって、子どもの何らかの成果を大人が期待して待つのは違うなと思いました。
それをグループ内で話していると、
「自ら育つ力を持っていることを信じて待つ」ということでまとまりました。

その後もこの時間を十分にとり、最後に一人ひとりの気づきをシェアし、午前は終わりました。
この気づきも涙なしには語れない母が続出でした。
今日の会議は雰囲気が違うなと一緒にいるベビーたちも感じとっていたようです。
森のたまごのシンボルマークを見て、「すごーい、すごーい」と喜ぶ、Eな君とKめ君。
大人の発言に手をパチパチと拍手してくれたKるちゃん。
そして、泣きながら語る大人を共感するように、くいいるように見つめるKめ君。

森のたまごが新しいステージへとステップアップする躍動感を感じられる保育ふり返りとなりました。

会議に集中できるのも、OBのみなさんが我が子も連れながら園児の長時間の託児に入ってくれるおかげです。
本当に感謝です。
こうして、森のたまごの活動が続けられます。
ありがとうございます!



(くらら)


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「森のたまご」お問い合わせ:mie084@hotmail.com
代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052

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1 コメント

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Unknown (noe)
2014-02-26 16:58:42
とても印象深い保育振り返りでした。4年目でもまだ行き詰まることが時々あります。卒園した長男と年中の次男では同じことの繰り返しではないというのを感じています。そんな時はいつも原点に振り返って自分の気持ちを確認してまた前に進むのです。それの繰り返しです。年度末に気持ちの整理できてよかったです。役員さん、ありがとうございました。
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