野外保育 とよた 森のたまご

愛知県豊田市2010年度森のようちえん開園
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2月21日(金)紙漉き

2014年02月21日 | 年間行事
毎年恒例の和紙漉きの日が来ました。
加納ともみひさしさんご夫婦による指導。
お二人の素敵な人柄や雰囲気が伝わって、静かな説明に子どもたちも真剣です。

和紙は千年ももつなんて、とてもロマンチックなお話だなと思いました。

経験のあるいちご組の3人は説明早々に「やったことある!」と元気よく応えます。
未経験のNたやKた、Hりは「やったことない!」と言うと、加納さんが「やったことない子もがんばろうね」の励まし。
大丈夫だよーというオーラが全身からにじみ出ています。

安心して早速作業に取り組みます。
まずは、楮の繊維を細かくするために道具で叩きます。
トントントントン良い音が響きます。

“叩く”ってそれだけでとっても楽しそうな子どもたち。

充分に叩けたら、10等分にして水の入ったペットボトルに入れます。
そこにトロロアオイという植物のネバネバを加えます。





昔はお肌の保湿に使っていたとか、オクラの仲間という話にみんな興味深々。

トロロアオイの成分を入れてもらった子は100回振ります。


ジャンプしたり、走ったりしながら、これもすぐに遊びとなっています。
よく見ると、ペットボトルは母任せで、ただ飛んでいるだけのTみの姿も・・・。

この紙漉きはいちご組さんにとっては、さらに特別な物。
それは自分で作った和紙が自分の卒園証書になるからです。
年少、年中さんたちとは違って、大きな和紙を漉くいちご組さんたち。
ペットボトルも1・5リットルの大きな物。


器用に漉いていく3人。



和紙の間に前日自分で拾った葉っぱなどのモチーフを並べて入れます。



最後に加納さんから、“子どもたちと一緒にワークショップするのが一番楽しい”“仕上がりもとっても素敵になると思いますよ”
と言って頂き、子どもたちは元気よく“ありがとうございましたー!!”と口々に言ってお見送りしました。






3年間、自然とたっぷり触れあい、その子らしく仲間とめいいっぱい楽しみ、自分で考え工夫する力を養ったいちご組の3人。
そんな集大成とも感じられるような作品。

この証書にどんなメッセージが添えられるのでしょうか。


(くらら)


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代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052


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