今日ももたもた

絵本描いています。
たまーに更新。主に愚痴。

最近読んだ2冊

2023-07-20 14:25:34 | ノンジャンル



タイトルだけで読んでみたい!と惹かれる
『千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、ルーマニア語の小説家になった話』(通称『千葉ルー』)。

引きこもりと言っても、ゲームばかりやっているオタクではなく、自分が嵌ったものにかける熱量がものすごい人だった。
ルーマニア映画が入り口となってルーマニア語に興味を持った著者。
マイナー言語であるルーマニア語を学ぶために、Facebookでルーマニアの人4000人に友達リクエスト、というのにもびっくりだけど、元々語学オタクの素養がある人なのだった。
漫画(ジョジョ)がきっかけで高校生の頃おこづかいでイタリア語のテキストを買ったというのがいいな。

そう言えば自分もベルばらがきっかけで、中学生の頃テレビのフランス語入門講座見ていたなあ。
その時の講師の林なんとか先生は、h(アッシュ)を発音しないフランス語では、あやし先生になるとかでまずへー…と思った覚えが。
ルーマニア語と同じく名詞に性があって冠詞も違ってとか
aller(go)やらetre(be)やらは、主語によって活用形が違うので頑張って覚えなきゃとか
著者と同様、そういうのが新鮮だった。
大学のときは日仏学館にもせっせと通っていたけど、もう完全に忘却の彼方(^^;;

ルーマニアはイタリア語やフランス語と同じラテン語系だが、周囲をスラブ語圏に囲まれているので、その影響もあって難しいそうだ。

「周りと違う自分カッケエ」
「こんなマイナー言語、学ぼうとする俺カッケエ…」
いいですねえ。。。

自分が興味を持ったことにがむしゃらになれる…久しくそういう実感がないような。
そもそも興味を持つことができなくなってきた?
面倒臭さが先に立って。
老化現象だなー、ダメだなー。


もう一冊は、新聞の書評に載っていたので買った。
ここのところますます新聞でも大事なことを知らせなくなってきたと思う。
以前以上にあたりさわりのないことばかり。
ここに書かれているようなことは誰もが知るべきなのに。

経済学者フリードマンの新自由主義が世界にはびこるようになったために、「今だけ金だけ自分だけ」の政治家や財界人だらけになっちゃった。
太陽光パネルの設置も再生可能エネルギーの推進のために良いことだとぼんやり思っていたけど、利権だらけの取り組みだった。(逆に、木を伐採して設置したために土砂崩れの危険性を増やしているところも)

これを読んで、やっぱりマイナンバーカード作るんじゃなかったと後悔。
絵本の収入なんか微々たるもので、国民健康保険と夫の扶養の健康保険を行ったりきたり(前年度の収入によって)していますが、その扶養の健康保険組合がマイナ保険証にせよと圧力をかけてきたとかで、作らされてしまった。

今更返納するにも…
取り引き先にマイナンバーを知らせる必要があるとき、通知カードをコピーして添付でよかったのに、もう通知カードは再発行してもらえないので、いちいち役所に行って350円払ってマイナンバー入りの住民票を取ってこないといけない。本当にしまったことをした。
マイナポータルなんて絶対信用できないセキュリティのレベルに違いない。

ジョージ・オーウェルの「1984年」みたいなディストピアが現実になりそうで怖い。
母子手帳まで紐付けなんて、何を企んでいるんだろう。
徴兵制に役立てようと思ってるんじゃないの。と勘繰ってしまう。

気候変動、コロナ禍、ウクライナ侵攻…ショッキングな出来事が起こり、メディアが一斉に報じるようなときこそ気をつけないと
裏で火事場泥棒のように政権が勝手放題をするというのが、ショックドクトリンの手口。
読んでみて、いろんなことに合点がいく。本当に困ったもんです。



感服です

2023-05-25 12:33:35 | ノンジャンル



新刊絵本が出るたびに新人絵本作家が登場するたびに何かとケチをつけて、こんな絵本が注目を浴びるなんて世も末だとまでは言わないけれどなんだかなぁ…と、もちろん自分のことはしっかり棚に上げて (^^;;   思うこともしばしば。
猫の絵本ってなんかずるくないか? 猫とか犬とかペットが死ぬ話なんてもう設定だけで買いますという人続出ではないか? あざとくないか?とヒネクレてるのを自覚しつつ、新刊棚を見てそう思う。
(でも「死神です」はよかったな、アンマサコさんの絵の力もあって。
ちょくちょく息子一家の愛犬を預からされるせいかな(^_^;) )

という感じで、素直にこれはいい!と言える絵本になかなか出会えませんが、しおたにまみこさんの「さかなくん」はいいです。
ちょうど生協のカタログに載っていたので買ったところに、射水市大島絵本館のマグちゃん通信が送られてきました。
大島絵本館の原画展観に行きたいな〜…
遠いな〜…

絵も素晴らしいし、言葉の使い方とかお話づくりとか上手いもんだなあ、若いのに。
教訓臭くならずに、深読みさせてくれる。
近ごろ露骨に訴えかけようとする絵本が多すぎるように感じるが、これは違うのでよいです。



作業部屋の壁に絵本やパネルが立て掛けられる棚を作ってみました。(雑)
制作中の原画を貼ったパネル15見開き分を立て掛けられるくらい、この棚を増殖させようと目論み中。
果たしてその棚を活用できる日は来るのか?
来るといいな。。。







庭の枇杷、本当はもっといい色になってから収穫したいのだけれど、カラスがかあかあとうるさく、落ち着いていられなくなって採ってしまいます。
(去年はカラスが集団で訪れ、ほんの数時間のうちに食べ尽くされてしまったのであった>_< )


こんな連休 (>_<)

2023-05-09 16:03:43 | ノンジャンル


どこに行っても混んでいるだろうしな〜…
と何の予定もなく突入してしまった今年のGWがあまりにも虚しく過ぎ去り、マゴも来なかったし、こんなことなら短納期のため断ってしまった仕事でもできたなー( ;  ; )と後悔したので、来年のGWはなんでもいいから無理くり仕事入れてしまえーと心に誓ったのでした。

20年くらい前、猫の額の庭をガーデニングっぽくしたいという野望をまだ持っていたころ敷いたレンガが、地中(と言っても浅いところ)を這う根っこのため浮き上がっていたが面倒臭くて放置していたのを、やっとこさ思い立って根っこを掘り出して、面倒だなぁと思いつつレンガを敷き直して、戸田川の農業文化園に出かけていって500円で買った寄せ植え(ガザニア3種とマリーゴールドとアゲラタム。お買い得!)からガザニア一株移してちょっと達成感。
何を植えても育たず、ゼニゴケと家の者が敷き詰める猫よけとダンゴムシやコガネムシばかりが幅を利かす場所。
じきにゼニゴケや猫よけやシュウメイギクに侵食されそう。。。



下が瓦礫だらけで深く伸ばせないため、横に張り巡らされた根っこ。
自分もかくあるべきだと思い至らされる??





あと展示をいくつか観に街まで出かけました。
北欧展とかフジイフランソワ展とか。





それから「作家超サバイバル術」という本を読んだ。
「ポモドーロ・テクニック」
25分作業して5分休憩を、タイマーをセットして繰り返した方が、ぶっ続けで作業するより効率がいい。
なるほど〜!と、「アレクサ、25分後に教えて」と言ってます。

コロナ明けの反動か、以前にも増して各地でのイベントに行ってきました報告で盛り上がっていて、上野の森親子ブックフェスタなんか、サインもらってきましただのしてきましただの、GWに上京しようと思ったら相当の覚悟いる地方在住者にとっては、本当に妬ましい限り(インスタ見なきゃいいのについ見て羨ましさに悶える…)^^;


STING MY SONGS JAPAN TOUR 2023

2023-03-17 22:17:04 | ノンジャンル



もうスティングのライブに行くのもこれが最後かと、
(スティングは最後 “See you again”って言ってたけど)
高いな〜と思いつつ、行ってきました。
最初スティングのつもりで、でも知らない曲ばかりだなーと聴いていたのは、息子だった。
(息子のJoe Sumner が前座だった。)
息子ももうだいぶおじさんだったが、その後出てきたスティングはもっとおじいちゃんだった。
(でも71歳とは思えない、鍛え抜かれた体のおじいちゃんだった。)

いきなりMessage in a bottle から始まり、Englishman In New York と続き、
アンコールの最後、アコースティックギター弾き語りのFragile まで、
最初から立たされて、マスク着用のままみんなで一緒に歌い、実に祝祭感溢れる感じだなぁ…!
とコロナを経て、感慨深いものがありました。

前回(2011年の1月)の方が、オーケストラや華やかなボーカルの人もいて豪華なイメージだったけど、
今回もまあ楽しかったです。
ハーモニカ奏者がすばらしかった。

帰りが遅くなってしまったので、前座なくてもよかったのに…と思ってしまったり^^;
偉大な父を持つと大変だなー。

ピンポイントギャラリー100人展

2023-01-27 16:57:27 | ノンジャンル


ピンポイントギャラリーの100人展に参加します。
今回のテーマは「友」。
お節介な友達を描きました^ ^


会期中に上京するのは無理かなぁ…
造形フェスティバルがあるし(他の先生の足を引っ張りにいかなくてはならないし)
犬を預からないといけないし…

お近くにお越しの際はお立ち寄りいただけたら幸いです。