NHKのバタフライエフェクトにボウイとルー・リードとニナ・ハーゲンが出ていた。ベルリンの壁崩壊のときは、これから少しずつでも世界はいい方向へと向かっていく気がしたものだけど、世界中で変わらず紛争は続いていて、近年は逆にますます分断が深まって、目指すべき世界からどんどん遠ざかって、昨年などもう暗澹としてしまって何も手につかなかった(というのは言い訳だけど)。
西ドイツに移ってからの強烈な目張りのニナ・ハーゲンしか知らなかったけど(LP持ってました!)、すごい人だったんだな。
退任式でニナ・ハーゲンの曲の演奏を聴くメルケルさんの表情が印象的だった。
こんな人が首相になってほしい。利権や派閥で選ばれるのではなく。
防衛力なんか増強しなくていい、軍事費も上げなくていい、憲法も変えなくていい。
増税してますます生活が苦しくなって、子育ても困難に感じる人が増え、少子化に拍車がかかる。我が子が徴兵されることになるかもしれないと思えば、子どもを産もうという気持ちも失せるのではないか。こんな年寄りだらけの国を、若い人に負担掛けてまで守らなくてもいいよ。と思います。
正義のミカタの心持ちのITスーパーヒーロー集団が出現して、進攻しようとする国の厭戦気分をSNS操作で高めたり、ホワイトハッカー的な攻撃とかしてくれたらいいのになー。