今日ももたもた

絵本描いています。
たまーに更新。主に愚痴。

虫になったよ鳥になったよ

2007-09-27 14:44:27 | ノンジャンル
「『くぬぎむら』(前回読んだ絵本)から虫や動物たちを連れてきたんだよ。」
と言いつつ、ハンマーチップ(ピアノの部品の廃材)を取り出してみせました。
(「な~んだ!ぶひんじゃん!!」と突っ込まれましたが。)
「あ~っ、目や羽がとれちゃってる。つけてあげよう。」と呼びかけ、色画用紙片などを貼って虫や鳥などに変身させました。
作った虫などを、先週描いた木に貼り付けてもらおうと思っていたのですが、(予想通り)貼りたくないという子が多かったので、絵の上に載せたところを写真に撮ってみました。
クレヨンで加筆もしました。下の写真右のR君(年中)のは、アイス屋さんや公園もある楽しい木です。



下の写真は、Hくん(年長)のつくった虫「オオマチガイクワガタ」と鳥「とっとり」。
ネーミングがおもしろい!




下は、木曜日のクラスの作品。





名古屋市美術館でやっていた「中村宏 図画事件」を、先日見に行ったとき、電球や鍵やはさみに針金の足をつけたオブジェ、「鍵虫」「はさみ虫」などが展示されていました。
何でも6本の足をつけると虫に見えてきます。
でもモールで足をつけるとしても、ボンドやテープでは付けにくそうです。
などと考えていて、思いついたのが小さなカラーゴムと3本のモールをねじってつくった「虫のもと」。これをセットすれば何でも虫に変身!(下の写真①)
ところが、これを発明した時点では、木とフェルトの境の部分にゴムを巻きつけることしか思いつかなかったので(②)、本当はカブトムシやカミキリムシに見立ててもらいたかったのですが、どちらの園でも「蜘蛛」に見立てる子が続出。
あとから冷静に見ると、8本足でなくてもやはり蜘蛛に見えます。
帰宅してから、フェルトの部分にゴムをかけてもいいのだ、という単純なことに気が付きました。これならカブトムシにもなりそうです(③)。なんだか悔しいです・・・




児童コースは、絵本の続きと、「ざらざらの紙」をつくりました。
白ボール紙に、ボンドと砂と絵具を混ぜたものを塗ってマチエールのある紙にしました。
次回これに絵を描きます。墨を使いますので、汚れてもよい服で来てくださいね。

コメント (2)
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おおきな木

2007-09-20 13:07:44 | ノンジャンル
「くぬぎむらのレストラン」という絵本を読んだあと、
「大きな木を描こう。描く前に、本当の木を触ってこよう。」と言って、みんなで園庭の木に触りに行きました。

四つ切2枚をつなげた画用紙に、絵の具でのびのびと描きました。
ひとりひとり、みんなちがってみんなすてきな木が現れました。
絵本の中の「かごエレベーター」のシーンが印象的だったのか、黄色の絵の具で「エレベーター」を描く子が何人かいました。
木を描きながら、自分の物語をえがいているようです。



園庭に行った時に、木の皮をむしり取ってきたMくん(年長)は、茶色く塗った幹の上に、黄色の絵の具を重ねて塗っていて、本当の木の表面のような感じを出していました。(下の写真の中央の木)
それに影響を受け、画面上で混色している子が他にもいます。
葉っぱを描くのに緑の他にもあったほうがいいかな、と用意しておいた黄色でしたが、このように混色して使うとは予想していなかったので、感心してしまいました。





来週は、この木に、ハンマーチップ(ピアノの廃材)を虫や鳥に見立てたものを作って貼り、加筆して、あわよくば絵本にならないかと考えていたのですが、とても立派な木ができてしまったので、これを屏風折りにしたりするのももったいない気がしてきました。


児童は、前回の続きで、変身絵本を作っています。
子どもたちの発想には感心させられることばかりで、「見て見て!」と見せられるたびに笑わせてもらっています。
男の子のは、シュールな話が多いですが、女の子の方はよく考えたなあ~と感心させられるほど、お話としてまとまっています。
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走るティッシュボックス

2007-09-13 14:38:40 | ノンジャンル




先週の続きで、カラーダンボールで装飾し、車や動物の姿のティッシュにしました。
少々使いにくいですが、ティッシュを1枚1枚取るたびに、鑑賞していただけたら・・・と思います。

カラーダンボールに切り込みを入れたり、折り曲げたり、いろいろもてあそんでいるうちに、こんな形ができちゃった~と言って、箱にはりつけたり、やっぱりやめたと言って取ってみたり・・・・材料はだいぶ無駄になることもありますが、こういう試行錯誤はとても大事です。
このような子もいる半面、自分の頭の中に最初に浮かんだイメージ通りに作ろうとし、材料を無駄使いすることもなくあっさりできてしまう「おとな」の子もいます。
どちらが良い・悪いというわけではありませんが、「おとな」になってしまう前に、材料を自分の手であれこれ、ぐちゃぐちゃ、体験させておいてあげたいものです。








年少さんのT君は、みんなができた~と言って片づけてからもずっとがんばって作り続け、虫のようなかっこいい車になりました。その虫のエサまで作っていました。


児童コースでは、絵本作りを始めました。

夏休み中、うちの愚息たちがテレビでお笑い番組ばかり見ていたので、私も強制的に?見せられていました。近頃の芸人さんたちは、絵を描いたり工作物を作ったりするのが上手な人が多いですね。ある若手芸人の作品(というか仕掛け?)を見ていて絵本にならないかと思いつきました。
「ねこざかな」という絵本のような、穴あき絵本です。
1年生の子も上手にカッターを使って色画用紙に穴をあけていました。
どんな絵本ができるかは、お楽しみ(秘密)です。
たぶん笑える絵本になると思いますが、絵本フェスティバルに出すのにふさわしいものになるかは・・・・・かなり心配です。

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カラーダンボールでつくろう

2007-09-06 11:11:32 | ノンジャンル
幼児コース。

2学期最初の造形の日だったので、初めに「夏休みに楽しかったこととかびっくりしたこととか教えて」と言って、紙を渡しました。
私は「思い出」と言う言葉は使ってないのに、即「夏休みの思い出を描くの?」と聞かれ(水・木どちらの園でも)、「海、山、サーカス・・・楽しいことがいっぱいありすぎてどれを描いたらいいかわからない」(うらやましい!)と言いながら、ほとんどの子は絵でお話してくれましたが、中には、「描かない!」と頑張り、水筒の栓をしゃぶり続けてその時間をやり過ごしたつわものもいました。
紙はコピー紙で、ペンで気楽~におしゃべりするように描いてもらうつもりで、毎年同様にやっていて、もっと描きたい!と言われ、次々紙を渡していたはずだったのに、なぜ今年はこんなに抵抗されるんだろう?と考えてしまいました。

どうもどちらの園でも「夏休みの思い出」というテーマで、しっかり絵を描かされたばかりのようで、もうえ~わ!という感じだったようです。

その後は、カラーダンボールを使っての活動。
敬老の日にボックスティッシュをプレゼントしよう。カラーダンボールを使ってかっこいいティッシュにしよう、というテーマで、ティッシュの箱(もちろん中身入り)に装飾しました。
「○○ちゃん、ティッシュ取って」と言われたときに、スーッと走っていく機能を持たせた、タイヤつきティッシュにしよう!というと、みんな目を輝かせて、「夏の思い出」をボイコットした子もいそいそとつくり始めました。
カラーダンボールを丸めてタイヤをつくるのに苦労しましたが、一生懸命頑張っていました。

ボンドが乾いてしっかりついた部分があった方が続きの作業がしやすいので、あえて2週に渡るような時間配分にしたので、来週完成させてお持ち帰りです。
「敬老の日のプレゼントに」と言ったのに、
「このティッシュは私一人で使う」
「うんうん、○○ちゃん(弟)には絶対使わせない」と断言している子たちもいました。




制作中の作品です。
コメント (4)
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