今日ももたもた

絵本描いています。
たまーに更新。主に愚痴。

かわいいこうもり

2009-03-29 10:23:00 | ノンジャンル







案内をもらった団体展を観に愛知県美術館に行ったら
トラやヒョウや犬の彫刻がどーんと置いてあった。
「三沢厚彦の世界」の、無料で見られる方の展示が始まっていたのだった。

2年前に「かがくのとも」(福音館書店の月刊誌)で
この人 作の「ぞうをつくる」というのを見つけて
造形教室でみんなに見せたいなぁ、と思ったけれど
機会がなくてそのままだった。
こんなおおきなものをつくっちゃってまあ・・・
という迫力が絵本からも伝わってきた。
その「ぞう」の実物も10階に展示されていた。

作品に、小さい子がたたたと駆け寄ってきて
「おーおーおー」と指さしているのがかわいい。

地下から10階までの数か所に展示されていて
スタンプラリーができる。
(そのスタンプもかわいい。)
8階にいるはずのこうもりがなかなかみつからなくて
回廊を2周回ってやっと見つけた。
壁に張り付いているヤモリは教えてもらわないとわからない。

そしてなんと嬉しいことにスタンプを集めると
プレゼントがもらえるというのだ。
端っこに動物のイラストがプリントされているミニエコバッグ。
ぞうかライオンかワニかこうもりか(他にもいろいろ)
どれにしますか?
と聞かれ、1分くらい迷って、こうもりのをもらってきた。

4月3日からの有料の方の展示も楽しみだ。



それから、電気文化会館での石田財団芸術奨励賞の記念展というのに寄った。
二人の展示のうち、片方の人の映像作品に、
作者(学校の先生)に方法を教わった子どもたち一人一人が
スプーン曲げをする様子が延々と映し出されるというものがあった。
スプーン曲げって誰でもできるものなのか!?
と思い、家でやってみたが
やっぱり曲がらなかった。







ほるてんさん

2009-03-23 13:38:00 | ノンジャンル






ノルウェーの“ベルゲン急行”の運転士ホルテンさんは67歳。定年退職の日を迎え、人生最後の運転をするはずだった朝、人生初の遅刻をしてしまう。そこから彼の規則正しい人生は脱線していく・・・・

「ホルテンさんのはじめての冒険」を観てきた。
面白いか?と聞かれると、それほど刺激的に面白いわけでもなく
お勧めか?と聞かれると、そうでもない。人による?
という感じの、じんわりとしてちょっとシュールな映画だった。

そこはかとなくおかしな人が次々と出てくるが、
主人公を含め周囲の人々の反応が
淡々としているのがまた不思議な感じ。

「人生は手遅ればかりだ。
だが、逆に考えれば何だって間に合う。」
という劇中のセリフをとらえて
チラシには、何歳になってもチャレンジする人への応援歌、
というようなことが書かれていたけれど、
観終わって、そういう元気をもらった!という感じは自分はしなくて
映画のなかの、じ~んわりした空気に浸れた時間がよかった。

【ノルウェー王国】 観光ではオーロラが有名。 平均収入は日本の約2倍。 石油・ガス事業の収益は莫大だが、将来の資源枯渇に備え“政府年金基金-グローバル”として将来の国民の年金資金にするため積み立てられており、基金の残高は国家予算の3倍に及ぶ。 財政赤字も存在せず、福祉国家として豊かな老後が約束されているが年金支給は67歳から。 好景気による人手不足のため、67歳を定年にして働くことが推奨されている。(2010年からは62歳) (2007年統計)。  だそうです。



田渕俊夫展

2009-03-14 20:09:00 | ノンジャンル
JRタカシマヤでの「智積院講堂襖絵記念 田渕俊夫展」を観た。

襖60面の春夏秋冬をテーマにした墨絵。
雪景色や枝垂れ桜を描くのに胡粉などは使わず、
白く抜いて描かれている。
どうやって描くのかなぁ・・・
下書きのトレースの跡もないし。
と不思議がりながらまじまじ見ていた。

制作風景を映したビデオを観て納得。
OHP(プロジェクター)で画面に投影して描いているそうだ。

だから、ポジは黒、という昔からの水墨画とは違う表現(ポジが白)ができるんだー。
墨一色で描かれているが、
夕陽、というタイトルを見ると、そんな色が感じられる気がするから不思議。


ダイテックサカエでの「名古屋発現代美術展 Dアートフェスティバル2009」というのを観た。
平面、立体、映像、いろいろあった。

造形教室のNっち先生が出品していた。
・・・こんな作品をつくっておられたのか。。。
急にごろごろと音を立てて石ころが急回転し始めて
周囲の人がその度にびっくりしているのがおもしろかった。



昨年の「ミツバチの童話・絵本コンクール」(山田養蜂場主催)受賞作品が掲載されています。↓

http://beekeeper.3838.com/profile/04torikumi/dohwasakuhin/con_10/general/ehon/02/index1.aspx

web上で見るとなかなか鮮やかな色彩ですが、主人公のケムリンさんが同じ顔に描けていない・・・・(-_-;)

3月3日

2009-03-03 16:56:10 | ノンジャンル






写真の、石に色を塗って作ったお雛様は
末っ子が小学2年生の頃の作品。
もう10年近くも前のもの。

今日は某誌の発売日。
1月10日締め切りで出した作品がボツだったら
むざむざ着払いで戻ってくるころ。
玄関のチャイムを宅急便屋さんに鳴らされないうちに
本屋に行って探して「イラスト・絵本大賞」のページをめくる。

わ~い\(^o^)/ 載っていたよ~
(トップ賞ではないけど)

評に「自分のスタイルが固まっていない
4枚の世界観が違う」
「登場人物の描き分けができていない」
「登場人物の性格づけができていない」とあった。
やっぱり。。。。

描くたびに違う顔になってしまうので
(漫画家とか同じ顔が描けてすごい、といつも感心する)
同じ人物は同じ顔になるように、
また、全体の統一感もないといけないということに手いっぱいで
描き分けまで及ばなかったかもしれない・・・
1枚描くのにももたもたするから
ばらばらに描いたものを無理やりつないでお話にしたのが
やっぱりわかった?

こうやって講評がもらえるととても勉強になる。



ボローニャの方は、応募者受付サイトのページに
"2009 selected works"がリンクされるはずなのに
なかなか載らないなー
入選したら3月末のBologna Children's Book Fairに行こうと思うのに
旅行の手配間に合うかなー、と心配していたが(?)
まったくの杞憂だった。
(別のサイトにとっくに結果が載っていた。)
残念でしたのお知らせと共に送られてきた入場券↓



  1勝1敗。