
表紙を見るたびにはっとさせられます。
“あわだって、うずをまいて、なみをうち、くだけていた” 川の音が聞こえてきそうです。
ざっくりしたタッチで本質を突いていてほんと妬ましい画家さんだ。
文のほうは、詩人が自身のことを書いているのだけれど、同様の障害を持つ持たないに関係なく響く普遍性がある。

カバーの下にもあわだつ波。

買うつもりではなかったけど、つい買ってしまった「もーさん」。
980円+税って安い。
絵本は高いと言われるので、こんな感じでカバーなしにして少しでも安価にできたらいいのに…と思ったりします。
もう一冊の方は、描かれたきょだいべんとうのリアルさにひれ伏してしまいます。
まだまだ情報解禁ではありませんが、今秋に初の絵本原画展を開催してもらえることになりそうです、富山で。
既刊2作分の展示。嬉しい!
ここには10年ほど前に一度、工藤ノリコ展を観に訪れたことがある…
と思ったら2009年にも柿本幸三展を観にいったと、このブログに書いてあった。
すっかり忘れていました。
その頃にはコロナの心配もなくなっていますように。