今日ももたもた

絵本描いています。
たまーに更新。主に愚痴。

けちょんけちょん

2008-08-31 10:31:07 | ノンジャンル
27日、大学時代の友人のグループ展を観に京都&大阪に行った。

まず京都で工芸のグループ展。
何年も続いている展覧会に、
毎年欠かすことなく染織の作品を出品し続けていて
尊敬!

大阪では日本画・洋画の三人展。
教職にあり過酷な勤務を続けながら、
別の趣味にも半端でなく没頭しながら
制作を続けていて
やっぱり尊敬!

しゃべっているうちに搬出の時間になってしまい、
あたふたと搬出のお手伝いをしているような
足手まといのようなことをしているうちに
写真を撮り忘れてしまい、残念。



(グループ展の名称にも
 奥深さを感じます・・・・)









このぞうけいだよりで知り合った関西の造形の先生にもお会いしたり、
(貴重な情報をいろいろとありがとうございましたm(_ _)m )
kunio galleryやSPOONに行ったりしたのに
大阪に行ったという証拠を撮り忘れてしまった。




おひさま10月号が発売されていた。
(以前入賞して嬉しいと書いたのはこれのことです。)
ページをめくるのももどかしく「おひさま大賞発表」を探す。

ドキドキしながら審査員講評を読んでいくと・・
「構図に変化が乏しい」とか
「全体的に物足りない」とか
「どこかで聞いたようなテーマ設定」とか
酷評されていた。
「絵がお話に追いついていない」と
二人の審査員の先生にそれぞれ書かれ、ぐさっ。
自分でもそうかもと思っていたところを鋭く指摘され
ず~んんん・・・・||(;-_-)|||


他の受賞者の絵を見ると印刷物として映え、
それから自分の絵を見るとやっぱりぼんやりと地味~な印象。
雑誌や本の挿絵を見て
「これくらいだったら自分にも描けるわい」と思うのが
実はなかなか難しいことだと思い知らされる。

勉強になった。



http://www.ohisama.shogakukan.co.jp/taishou/14hapyou.html

祈りの痕跡。と夏の邸宅

2008-08-24 15:01:55 | ノンジャンル


東京ミッドタウン内の「21_21 DESIGN SIGHT」で開催中の
「祈りの痕跡。」展を観た。
21-21は、安藤忠雄の設計で、
外観は斜めの屋根が目立つ平屋に見えるが、
入ってみると地下に広がる秘密基地のような不思議な建築。

この会場の中にどれだけの文字が詰まっているのだろう。
どれだけじっくり見ても見尽くすことができない。
浅葉克己のびっしり文字の埋まった日記のコピーも展示されていて、
読んでみるとおもしろいのだけれど、キリがなくて眩暈が。。。

各国の新聞。初めて目にする文字のものが多くあった。
その中でも何か異様で怖さを感じさせられる、
と思ったら、それはデザインされた架空の文字の新聞だった。

詩のフレーズが春夏秋冬のイメージで踊っている映像も面白かった。

思いを記した痕跡と文字の世界というテーマで盛り沢山な展示。
会場でもらった説明を読みながらまじめに鑑賞したら、
とても疲れた。




「舟越桂 夏の邸宅」を観た。

東京都庭園美術館は、もともと朝香宮邸として建てられた建物を
そのまま美術館にしたそうで、
アールデコ調の装飾がいたるところに施されている。
その空間と舟越桂の彫刻とのコラボが、「夏の邸宅」展なのだった。

浴室に裸婦の半身像が置かれていたり、
書庫に眼鏡をかけたおじさんの半身像が置かれているのが
すごくマッチしていた。

入って最初に目を引くのが「森に浮くスフィンクス」
両性具有のスフィンクスが4本の枝で支えられて浮かぶ姿は、
気高くて美しくて悲しくて痛々しいような・・・

木彫に彩色、目は大理石。外斜視気味にしているとか。
焦点が合わないような虚ろな視線はそのせいだったのか。

昔の作品と見比べると、
余分なものが削ぎ落とされてきたのがわかった。







そこで見つけたフライヤー
練馬区立美術館「木のぬくもりとあそびの中から生まれた形たち展」にも行ってきた。

以前図書館で「おもちゃのいいわけ」という本を見つけた。
舟越桂が彫刻の端材などで家族のためにつくったおもちゃの写真と
それにまつわるエッセイ。
子どもへの愛情と、彫刻家自身が楽しんでつくっていることを
感じさせるおもちゃがいろいろ。

そのおもちゃたちが展示されていて、感激!
シャベルの柄がそのまま使われている牛模様の椅子。
木馬ではなく、木やぎ。
「遊べる家」は、こんなお家に住んでみたいなと
子どもでなくても思ってしまう。

おとうさんがこんなすてきなおもちゃをつくってくれるなんて
こんなおもちゃで遊べるなんて
うらやましい・・・!










     ついでにここにも行ってきました(*^_^*)↓
     25年(24年?)ぶり ^_^;




スズキコージのズキン惑星展

2008-08-18 11:22:00 | ノンジャンル
16日(土)、電気文化会館に「スズキコージのズキン惑星展」を観に行った。

絵本の原画や各地でのライブペインティングで描かれた巨大な作品はもちろんのこと、
小さなかわいい絵やオブジェ、ぬいぐるみ(?)、切り紙に至るまで、
スズキコージパワーが満ち溢れていて、
会場にいると誰でも知らず知らずのうちに
「自分もこんなの描いてみたい、つくってみたい」菌に
感染してしまいそうだ。

この日は「お面をつくってパレードしよう!」というワークショップの日だった。
参加するつもりではなかったのだけれど、
ちょっとだけ・・・と覗いてみると、
別に子ども連れでない人も結構いたし、
欲しくなってしまうくらいかっこいいのをつくっている人もいて、
入退場自由というゆるさもあり、
ちょっとだけ・・・とつくってみることにした。

ワークショップ会場にスズキコージ氏は常駐しているわけではなく、
たまにふらっと現れて、ぼそぼそなんか言ってまたどこかへ消える
という感じ。

私がつくっていたお面を見て
「おもしろいね・・・」と言ってくれた。(*^_^*)

    

 




 かぶるとこんな感じ。




そして、できたお面をかぶって公園で楽器を鳴らしながらパレードするのだが、
お面がない人(たとえば子供の付き添いで来た保護者など)には、
「お面をかぶってないと目立ってはずかしいよ」と言って
スズキコージ氏自作のお面を貸し出してくれるのだった。


ちょっとだけのつもりが
結局白川公園まで行ってパレードに参加。

(後ろで拡声器を持っているのがスズキコージ氏)




つくったお面を提げ持っての
帰りの地下鉄が少し恥ずかしかった。



ささやかなしあわせ

2008-08-07 10:42:31 | ノンジャンル










「舟越 桂 夏の邸宅」展のチケットが当たった\(^o^)/
KFSの会員誌に載っていたプレゼントに応募したもの。
何でも出してみるもんだ。

今月下旬に観に行きます。
もうひとつ載っていた「祈りの痕跡。」展の方は
自腹で行きます(^_^;)



Lucky~!

2008-08-03 14:09:48 | ノンジャンル
<img src="https://sky.ap.teacup.com/zousan/timg/small_1217738221.jpg" border="0" align="left"








先日、図書館に予約しておいた本を取りにいったら、
リサイクルコーナーで、こどものくに(ひまわり版)
「アントン・ベリーのながいたび」という絵本を見つけ、
「出久根 育/絵」だったのでもらってきた。
その日一日なんだかとっても嬉しかった。

こういう、幼稚園で毎月もらってくる
(というか買わされるんですが)薄い絵本は、
自分の家に幼稚園児がいない限りなかなか手にとることもない。
子どもが大きくなったら捨ててしまう家庭も多いだろうけれど、
こうして手に入れて喜ぶ人間もいるので、
裏表紙のおなまえの欄をマジックで塗りつぶして
図書館のリサイクルコーナーに出してくれる人もいるとありがたい。

同様にして以前もらってきたキンダ―ブックの中に
宮西達也/作・絵の「おおかみおじさんのかきごおりやさん」
というお話が載っていて、
怖そうな狼おじさんが豚くんとねずみくんのセンスで
変身、
お店も改装、大繁盛、というのがおもしろかった。

昨日、ある読み聞かせ雑誌の今月号を読んでいたら、
別の作者の作で、
怖そうなワニさんがかわいい服をコーディネートしてもらい、
お店もポップにしたら繁盛した、という話が載っていて、
おおかみ→ワニ
かきごおり屋さん→アイスクリーム屋さん
の違いはあるけれど、盗作に近いぐらいヒントにしてないか!?
と思った。

これだけ絵本が溢れていると
似たような話もできてしまうのかもしれないけど、
どうなんでしょう・・・?