↑ここ最近、色々なテレビ番組で中国の反日デモのその後を追う特集を組んでいます。昨日は未来世紀ジパングでデモの実態を映し出していました。番組の頭にいきなり深センの画像が流れてきて、富士康フォックスコンの暴動の様子が、そしてその後、ある日系企業で起きたストライキの様子が報道されていました。
暴動もストライキも根にあるのは農民工の待遇の悪さ。ストライキの先頭に立つ若い女性ははっきりと「これは領土問題や愛国問題とは関係がない」と断言していましたね。これが今の中国の実態なのでしょう。
一方番組の最後の方は、反日運動のさなか開催された「日本企業の中国人学生のリクルート説明会」の様子でした。この会には主催者の期待を超える人数の学生が集まっていましたが、そんな学生の中の一人が「今の中国企業はコネ社会。人物本位で見てくれない。それに対して日本企業は人物そのものを見て判断してくれて人を育ててくれる。そういう場所でスキルを身に付けていきたい」と。。。
こういう番組を見て本当に嬉しく思いました。
↑今日はガイアの夜明けで、長沙の平和堂のデパート再開に至るまでの苦難の道が映し出されていました。今日の番組は涙なくしては見ることが出来ませんでした。日本の平和堂の社長が現地の惨状を視察されたときに、現地の中国人従業員はほとんど辞めることなく留まっていたそうです。
社長が現地従業員を前に、現地視察で感じた悔しい思いを披露された際、現地スタッフが何名も目に涙を浮かべて聞き入っていた姿には本当に感動を覚えました。この悔しさは中国人も日本人もないんだなあと。
結局平和堂は10/27に再開することに決まったわけですが、営業再開に向けて現地スタッフが一生懸命身体を動かして準備をしている姿には感動を覚えました。彼らが皆口に出していた言葉。加油!こういう場面では心から励まされますね。