東北地方で紅葉の綺麗な山と言えば、栗駒山や岩手の三ツ石山がすぐ浮かぶが、
(栗駒山はこちら。三ツ石山はこちら。)
最近、焼石岳もかなり綺麗だとの噂をチラホラ聞くようになった。
焼石岳には夏場、花を見るためによく登るが、秋には2017年に一度しか行っていない。
その時はあいにく天気がイマイチで、肝心の紅葉はほとんど見ないまま下山してしまった。
今年(2020年)は10月9日と10月21日の二回行ってみた。どちらも晴天だったが、9日は山頂部で素晴らしい紅葉に遭遇した。
この日の焼石岳は今年、自分が行った中では最高の山行きとなった。
その模様は、既に本ブログでも報告済み(こちら)だが、
「絶景」という観点から、頁を組み直し、再度報告してみる。
この日の焼石の本格的紅葉は、銀明水から歩いて三十分くらい、標高1300m付近から突然始まった。
近くを歩いていた元気な登山者たちが、「これは絶景だーーっ!」と叫んでいたが、
私にとっては、「グレーテスト紅葉ショー!!」だった。
横岳側の紅葉
六沢山方面の紅葉
紅葉の中でも特に紅かったのはサラサドウダンだったが、他にミネカエデも一種で二色(赤と橙色)を頑張っていた。
サラサドウダンの紅葉
六沢山方面の紅葉。前面ではミネカエデが頑張っていた。
再び、横岳方面。
泉水沼の畔で二枚。
背景は焼石岳。
横岳との鞍部に差し掛かると、鳥海山が見え出す。
足下にはカール(氷河圏谷)状の地形。焼石の山頂部では一番好きな風景。
鳥海山と西焼石岳が遠近で並ぶ。
焼石岳山頂から、西焼石岳と鳥海山。
南東側には泉水沼。
その上には胆沢平野扇状地の散居集落が。
これは富山県の砺波平野、島根県の出雲平野と並び、日本三大散居集落のひとつと言われている。
紅葉を前面にして集落風景を見たのは今回が初めてだった。
焼石岳の絶景はこれだけに止まらないが、今回はここまで。
以上。
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