モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

月山の花図鑑(3)晩夏~秋の花、草紅葉編

2024年09月23日 | 月山/花と山容

(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)


(本頁は「月山の花図鑑(2)盛夏編」の続きである。)

年によって幅があるが、概ね八月お盆以降に盛りを迎える花たちと草紅葉を扱ってみた。
もちろん種類によって、場所によって、ずれが生じることはどうか寛容頂きたい。
月山の上の方は、お盆以降に来ても、ハクサンフウロやキク科の花が健在で、盛夏の頃とあまり変わらかった。
違う点は、タテヤマウツボグサやリンドウ類のブルー系の色合いの花が混じる点だろうか。

タテヤマウツボグサの大株 2017/09/01



タテヤマウツボグサ 2017/09/01  
 

(右上)オニシオガマ 2016/08/20

オニシオガマは半寄生植物だが、丈は1m近くなるものも有る。
山麓の沢筋や湧水地などに多いが、写真は金姥で見たもの。


エゾシオガマ 2016/08/20



トモエシオガマ 2016/08/20  
 


(右上)ミヤマコゴメグサ。ミヤマリンドウと一緒。2015/08/02

ミヤマリンドウは山の上だけでなく、弥陀ヶ原湿原でも多く見られる。また開花時期は意外に早いものもある。

ミヤマリンドウ 2015/08/02



ハクサンイチゲの開花は初夏がメインだが、株によっては秋に開花することもある。
厳密には二度咲きかどうかは不明。

ハクサンイチゲ 2017/09/01



シロバナトウウチソウ 2017/09/01  
 


(右上)ウゴアザミ 2017/09/01

ウゴアザミは生育旺盛で丈1mを超えることも多い。

イワショウブは山上の湿った場所以外に弥陀ヶ原にも多かった。  

イワショウブ 2016/08/20
 


(右上)クロヅル 2016/08/20


クロヅルはつる性の低木。山地帯、偽高山帯にも多く、本来は盛夏に咲く花。

エゾオヤマリンドウ。丸い葉はイワイチョウ。 2016/08/20




クロクモソウ。装束場浄身川にて。2016/08/20

 


(右上)ダイモンジソウ 2016/08/20 


ウメバチソウ 2016/08/20
 

(右上)ヤマハハコ 2017/09/01


山麓の沢筋や湧水地などでは、大型のキク科植物、オタカラコウを見かける。

オタカラコウ 2016/08/20



オタカラコウの花アップ。2016/08/20
   


(右上)ツルニンジン 2016/08/20


クロバナヒキオコシ  2016/08/20



草木の実と草紅葉。

ゴゼンタチバナの実。2016/08/20



チングルマの実。2014/09/21

 


(右上)ミヤマキンバイの草紅葉。2015/09/21


次の草紅葉はチングルマやネバリノギラン。黒い葉はイワカガミ、右の緑はガンコウラン。2015/09/21




ネバリノギランの花は地味だが、草紅葉は素晴らしい。

ネバリノギラン 2015/09/21
 

(右上)シロバナトウウチソウの草紅葉。2014/09/21


(4)弥陀ヶ原」に続く。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カテゴリー「栗駒山」の目次 | トップ | 月山の花図鑑(4)弥陀ヶ原の花 »

コメントを投稿

月山/花と山容」カテゴリの最新記事