Mr.Tの災難。

ネットが止まった。過去の日記をUPしているときだ。数日前から通信エラーが出始めていたのだった。メールの送受信すらもできない。UP作業も何度もリトライしたが全くだめ。寝る時間もなくなっていく。数時間後、接続を試みる、パケットを見ると全く止まっているわけではない。何回か試すとモデムのＤＳＬとInternetのランプが点灯しているのを見る。ここでメールの送受信を試みたところ、一通のメールを受信した。これを返信するのにそれから結局４時間かかった。電源のオンオフを繰り返し、モデムのランプがついた機会を逃さず、送信を何度も繰り返した末で。
これがタイの常識なのか？そう聞かされてきた。でもMr.Tは信じなかった。これは通信会社に問題があるのだと疑った。ISPを替えればいいだけじゃないの？契約はどうなっている。すぐに調べさせる。以前のスタッフがセットしたことなので実は誰も設定を知らない。領収書の明細を見て「T◎ＴのADSL」だという事はわかった。
バンコクの本当のネット常識は違っていた。今の日本よりは遙かに遅いが、24時間ブロードバンド接続で動画だってストレスなく落とせると。「high-speed net」というが最高ADSL 4Mでは日本人は笑うかもしれない。でも接続出来ないなんてことはないと知人にも言われる。エラーが出てもリセットしてつなぎなおせばいいだけだと。そして痛かったのはダイヤルアップなのかと疑われ、現状を言うと「T◎Ｔなんか使っているのか(中略)当然ｔｒ○○だろ、繋がらないって何言っているのかわからなかった。」そうです、このオフィスが‘常識’から外れていたのです。こんな状態でビジネスなんかできるわけ無い。「Mr.T最後の日」が近づいたような気がする。生きのびることができるのか。はぁ。
持ってきた新製品のボールペンをtaxiで落とした。安いものだがここでは買えない。（百数十円だが）がっかり。