塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

カリム・ベンゼマという成長曲線を見て

2022-04-07 21:32:01 | 日記
 レアル・マドリードのセンターフォワードには、名だたる名手が存在してきました。

 1980年代以降でもウーゴ・サンチェス(メキシコ代表)、エミリオ・ブトラゲーニョ(スペイン代表)が素晴らしい活躍を見せ、2000年代では

 ロナウド ブラジル代表
 ラウール・ゴンザレス スペイン代表
 ルート・ファンニステルローイ オランダ代表

 などが在籍してきました。

 しかし、2009年にリヨンから加入したカリム・ベンゼマが、2022年の現在までレアル・マドリードに在籍し、今述べた選手たちを凌駕する貢献を見せるとは、会長のフロレンティーノ・ぺレスもソシオも考えなかったに違いありません。

 ベンゼマを見れば見るほど、指揮官の目線が温かく仮に得点を得られなくとも継続的に起用されることが、センターフォワードには心の安寧が得られる事がよくわかります。

 ベンゼマはホゼ・モウリーニョが指揮官だった2010年代前半は

 1・モウリーニョは彼と、ゴンザロ・イグアインを併用して起用
 2.ベンゼマが穏やかな性格であることを直そうとしたのか、どぎつい声掛けばかりする
 3・ベンゼマは指揮官のその発言が気に入らなかった

 というように、独り立ちができないというよりは、恐らく居心地の悪さを先に感じ取っていたのでしょう。

 ただイグアインがナポリに移籍し、ロナウドもユヴェントスに活躍の場を求めると、ベンゼマには責任感が芽生えるとともに、幾度も経験したラ・リーガとチャンピオンズ・リーグ優勝が、心に落ち着きを与えたと思います。

 つまり批判を時には受け流すという。「構える」ことができるようになったと感じるんですね。

 同時期に移籍してきたカカとロナウドよりも契約解除金は相当低かったはずですから、リヨンの会長であるジャン・ミッシェル・オラスは、もっと高値で売却すべきだったと今思っているかもしれませんよ。
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サッカーと映像配信について

2022-04-07 21:13:27 | 日記
 ダゾーンと契約している方は、サッカー日本代表とJリーグだけでなく、他の競技の視聴も可能なのでしょう。

 一方でアマゾンもボクシングを軸として、ダゾーンに対抗すべくスポーツ配信に大きく力を注ぐとの声があります。

 AFCが定める放映権料を考慮すると、日本のテレビ局からすると代表戦を放送するのが「馬鹿らしく」なると聞きますし、今後は映像配信でアジア杯やUEFAチャンピオンズ・リーグ、そしてFIFAワールドカップを視聴する事になるのでしょう。

 週刊少年マガジンで連載されている「ブルーロック」

 今週号で明らかになったように、ブルーロックもまだ映像配信という2020年代の在り方を題材にしています。

 ブルーロックに集まった選手たち
 FCバルチャはバスタード・ミュンヘンに在籍する、世界規模での有望株

 彼らのプレイをオーナー、スポンサー、そしてファンが「映像配信」(誌面ではブルーロックの選手たちは、自分たちが「商品」として映像が配信されているとは知らされていないという点がミソでしたね)で、年俸という自身の市場価値を提示される。

 という新しい光景が如実に映し出されました・

 ただ一方で興味深いのは、我が家や親せきの中で

 電子書籍で本を購入、読む習慣
 映像配信を楽しむ習慣

 を持つ人間が皆無という点です。

 親戚の男の子でスマートフォン決済をする存在もいますが、常にスマートフォン決済ではなく、部分的に支払いを済ませているだけで、案外「地方」ではまだまだ電子の力はさほどではないのかもしれませんね。

 よく「アマゾン・プライム」のテレビCMが映し出されますが、広告を流すという事は普及率がまだまだ大きく上昇していない、だからこそ喚起する必要がある、という気持ちの表れかもしれません。

 僕もいつかサッカーを見る事を、別の角度から考えることになるのでしょう。
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カタール・ワールドカップから、試合時間が100分になるのでしょうか

2022-04-07 20:57:48 | 日記
 カタール・ワールドカップより、前後半通じて100分で試合を推し進める案が浮上していると聞きました。

 どうしてこのような案件が登場したのか、正直わかりかねます。

 過去には米国という大きな市場を開拓したかったのか、彼らの嗜好を考慮し「クオーター製」も案件となりましたが、採用されず従来通り90分というルールは順守されています。

 「オフサイド」や「キャプテン翼」という1980年代のサッカー漫画を読み直すと、当然2020年代とは異なる風景が見られます。

 それはオフサイド・ルールの改定、GKに向けてのバックパスは過去手で処理できましたが、今はできないなど当時と今ではルール改正によって大きく変貌した点があるためです。

 同様に米国ワールドカップから導入の勝利した代表、クラブには勝ち点3が与えられ津店もそうですし、今季から採用される交代枠5人制の完全導入もそうですね。

 FIFAはルール改正を行う際

 新しいルールがより、サッカーという競技を魅力的にする
 ファンが試合をより楽しむためのルール改正

 と考えるはずです。

 つまり、スローインに代わる案件として浮上した「キックイン」は、試合をより魅力的にはしない、従来通りタッチラインを割ったボールはスローインが適している、と判断したのでしょう。

 僕個人の意見ですが、前後半100分で行うのであれば、通常の90分形式で構わないと思いますが皆さんはお考えでしょうか。

 過去、PK戦で決着という試みを考え直すべきという意見があったように、別の観点から試合を見つめる方が効果的のように思えます。

 イタリア代表やイングランド代表のように、PK戦で苦い思いをしてきた代表からすれば、議論が遅いと考えられている気もしますが。
 
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