塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

靴と企業と選手たち

2022-04-05 19:41:55 | 日記
 1994年米国ワールドカップ、「砂漠のマラドーナ」と恐れられたサウジアラビア代表のサイード・オワイラン。

 彼は「スタジオ」と思われる、ロット伝統の緑のロザンガに支えられ、サウジアラビア代表の16強進出に大きく貢献します。

 1998年フランス・ワールドカップにて、初出場の興奮に包まれたわが国日本と、世界での勝負を心待ちにし、同時に恐怖とも対峙していた日本代表の選手たち。

 アシックスが手掛けた「炎」のジャージも印象的でしたが、最も印象だったのは髪の毛を茶色に染めた中田英寿と、彼が履くフィラのファッシノが見せる、イエローラインの「F」でした。

 2006年ドイツワールドカップ、優勝したイタリア代表の中で、怪我の影響もあったことから本調子ではないと指摘され続けたフランチェスコ・トッティ。

 引退直前にはかつて契約していたナイキを履くも、このワールドカップでは老舗ディアドラの「マキシムス」を着用し、1982年スペインワールドカップ以来の歓喜を、イタリア国民にプレゼントします。

 最新号の「ヘイルメリー・マガジン 2022年5月号」では

 「アメカジが似合う男たち」

 が巻頭特集ですが、ページをめくると裏には、kスイスの広告が確認できます。

 「kスイスを履くと、今でもファウンダーの顔と哲学が見えてくる」

 とあり、文面には「だから僕らはkスイスを履き続ける」とあります。

 バッシュは更に顕著で

 マイケル・ジョーダンとエアー・ジョーダン
 オールスターとチャック・テイラー
 スーパースターとカリーム・ジャバー

 といように、ナイキ、コンバース、アディダスという企業名と選手名、靴の名前が連想ゲームのようにつながりますし、それは現在でも変わることはありません。

 冒頭でお話ししたスパイクの事例3件も、同様の形ではないかと思えたのです。
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ワールドカップ招集選手が26名と拡大されますが

2022-04-05 19:18:14 | 日記
 僕は明日、第3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種の予約を行います。

 両親はそろって昨日4日に接種したのですが、副反応の影響が出ており僕も接種後には同じ形に見舞われるのでしょう。

 新型コロナウイルスの余波は、サッカーにおける交代枠5を導入させるという副産物を生みましたが、もしかしますと

 1・東京五輪以後の五輪も、従来の18選手招集から22選手招集
 2・カタール・ワールドカップ以後のワールドカップも、招集選手を23選手から26選手へ

 と変更点がそのまま認可される可能性がある気がします。

 イングランドではビッグクラブのように、資金と選手層の両面で秀でているクラブに有利すぎるとして、交代枠5の導入を小規模クラブは渋っていましたが、遂に5人交代が認知される形となりました。

 5人交代と言いましても、5回交代できるというわけではありませんから、指揮官からすればその場の判断が大きく勝敗を左右するわけですが、一方で後出しじゃんけんのように、交代の是非をああでもない、こうでもないと指摘しても意味はないように感じますがね。

 ワールドカップ26選手招集は今回が初めてですが、3選手増員ということは、当落線上の選手や代表候補ではあるが、怪我のリハビリ明けで試合から遠ざかっている選手にも、出場の機会が巡ってくるかもしれません。

 仮に2006年大会も26選手招集かのうであれば、ジーコは最後まで招集するかを迷った久保竜彦を招集したでしょうし、サプライズというマスメディアが好む場面は遠ざかると思います。

 ちなみに鹿島アントラーズは5勝1敗と「らしさ」を取り戻していますが、鈴木優磨の招集はあるでしょうか。

 どれだけ大迫勇也が頼りになろうとも、既に監督交代をするほと状況が良くない神戸の選手を起用することは、当然世論の反発を買いますから。
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原田マハ、カフーを待ちわびてより

2022-04-05 19:04:18 | 日記
 本日、新潮文庫より刊行の原田マハ著「楽園のカンヴァス」を購入しました。

 僕は彼女の作品は一冊も所有しておらず、今回が初めての購入になりますが、調べますと処女作は「カフーを待ちわびて」になるんですね。

 カフーというのは沖縄地方で「果報」の事を指すらしく、以前この題名を聞いた時凄く印象に残っていたので、著者が原田マハとしって俄然作品全般に関心を抱くようになったのです。

 「カフーを待ちわびて」は恋愛小説と聞きましたが、ある意味サッカーも同じ事がかこありました。

 そう、僕のようにJリーグに関心がある方ならが、カフーと言えば2002年韓日ワールドカップ優勝、セレソンで主将を務め試合終了後に、高々とトロフィーを掲げ満面の笑みを浮かべたカフーの事を指します。

 ASローマからACミランに移籍し、主軸としての責務を果たしたカフーは、同じく2002年韓日ワールドカップに招集された、若き日のカカにとって非常に頼もしい存在だったでしょうし、ASローマで2001年、ACミランでは2004年にスクデットを獲得し、UEFAチャンピオンズ・リーグも2度の優勝を味わいました。

 しかし、2004年のスクデットと2007年のチャンピオンズ・リーグは、カフーが契約先変更によって得た優勝です。

 そう、彼は本来韓日ワールドカップ終了後は

 1・横浜F・マリノスに入団することが確実視されていた
 2・当時の指揮官岡田武史も実際その点を認めている

 という形で、F・マリノスファンはまさにカフーの到着を「待ちわびて」いたのです。

 しかし理由はやはり競技面だったのでしょうか、彼は行き先を横浜からミラノへと変更し、イタリアでの生活を続けます。

 2004年には同じくワールドカップでその名を知らしめたトルコ代表のイルハン・マンスズが神戸と契約しますが、カフーは優勝国ですからもっと貴重な存在だったと言えるのですが。

 優勝したブラジル代表からは、エジウソンが柏レイソルに再加入しましたけどね。
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