アタランタの名伯楽、ジャンピエロ・ガスペリー二。
僕も忘れていたのですが、ガスペリー二は過去ジェノアでも陣頭指揮にあたり、大きな評価を得ていたのですね。
インテル・ミラノに招聘された際
十八番の3-4-3を導入しようと奮闘
しかし、最終ラインを常にバック4で戦ってきた選手たちは、新指揮官の決断に困惑
結局ガスペリー二は、リーグ戦4試合のみでインテルを去る
形になりました。
インテルはアントニオ・コンテからシモーネ・インザーギへの交代が見事でしたが、それまでは幾度も幾度も指揮官の選出に失敗しています。
ガスペリー二をもっと我慢して起用すべきだったか
選手たちとの間をとりもつべきだったか
と首脳陣は悩んだかもしれませんし、インテルが低迷してもアタランタは躍動し続けましたからね。
アビスパ福岡は長谷部茂利監督の今季限りでの退団を発表しました。
セレッソ大阪を今季まで率いる小菊監督は、2025シーズンは2部で戦うサガン鳥栖に移籍することが決定しています。
長谷部監督はアビスパ福岡に初めて優勝カップをもたらしたわけですが、クラブは慰留しても彼は去る決断を覆すことはなかったといいます。
川崎フロンターレの鬼木達監督もそうですが、ファンが一番怖いのは
後任人事がマンチェスター・ユナイテッドのように、さっぱりの結果であること
クラブを去った彼らが、新天地で優勝してしまうこと
クラブがもっと、慰留を試みるべきだったのではないか
と思い悩むことではないでしょうか。
リバプールもアーセナルもマンチェスター・シティも、監督の後任人事では苦労していますから。
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