昨晩、21:30ごろ、外で「異様な爆音が響いた」それは途切れることなく、加えて「人々のワ―と言う叫び声」
も聞こえてきた? 何事かと窓から道路を眺めると「ベトナム国旗をたなびかせ、バイクに乗った集団」が
「大声で騒ぎながら、道路を我が物顔で暴走?(実は走り方はいたって普通)」していた。
すでにハノイ在住11年、慣れたと言えば慣れた。
「そうか、今日は近くのミーディンスタジアム(日本で言えば国立競技場に相当する)」で
SEA GAME のサッカーの決勝戦(対、タイランド戦)が行われていたはずだから?
その戦いに勝利したであろうことが「容易に予想できた」 対戦相手が「宿敵タイランド」しかも
決勝戦である。(前日には女子サッカーも同じカードでタイランドに勝利している)騒ぐのも無理はない。
しかし、毎度感じるのは「ベトナムのサッカー好きな国民性」である。
ここ数年、確かに「強くななっている」が未だランキングでは下位であり、もちろんワールドカップにも
一度も出場できてはない。しかしこの喜びようは「尋常ではないのだ」ここ数年、ハノイでこの種の
戦いがあるときは、「結果によって、外出ができなることを覚悟しなければならない」ほどなのだ。
世界的に見れば未だ未熟な国だが、その「興奮度はワールドカップ出場国を凌ぐ」
いつか、ベトナムがワールドカップ出場を果たす時、ハノイの街がどうなるのか?
少々心配である。それほどベトナムの「サッカー好きは強烈なのである」
結局深夜までこの騒ぎは続いていた。
自宅寝室の窓からの眺め、このようにベトナム国旗をはためかせ、大声で叫びながら
幹線道路を走り回っている。3時間以上、このような状態が「ハノイ中のいたるところで見られた」
これもまた、ベトナム文化なのだろう。しかし、「うるさい」