ハノイでは時々「思わぬ雨に遭遇する」車では大したことないが
自分も「もうすでに10年以上バイク通勤である」そんなわけで、バイクに乗っている時も
容赦なく「雨は降る」 雨が降っていることが分かって「バイクで乗り出す」時には
「雨合羽」をつけて「準備万端乗り出すので問題は無いが」 問題は「走っている時に突然の雨」に遭遇した時だ。
もう長年バイク生活を体験しているので「さすがに慣れたが」 走行中の雨に遭遇した時、ベトナム人の
ある意味「バイク生活に慣れたすご技を見ることになる」
ハノイでは「降り始めた雨が、雨合羽をつけるべきなのかどうかをまずは見極める」そして
「その必要性を感じてからの行動は、本当に素早い」
①まずは降り始めた雨を凌げる場所を探す。
②その場所があればそこに停車(無ければ木の下など、少しでも雨の当たらない場所を選んでバイクを停車させる)
③ほとんどのバイクは「雨合羽」はシートの下の収納庫に入っている。停車するが早いがヘルメットを脱ぎ「雨合羽」(ベトナム語では
AO MUA(雨の洋服)と言う)を頭からかぶりヘルメットをかぶってすぐに走り出す。
*ここまでの動きが「素晴らしく早いのだ」(自分を同じことをするが、手慣れたベトナム人には到底かなわない)
*このピット作業の速さと言ったら「RED BUL TEAMも脱帽の早さなのだ」
そして信号待ちで止まったバイクは多くも「この信号待ちの間にこの作業を余裕をもって終了するのだ」
実に見事である。
若者もおじさんもおばさんも、この作業はベトナム人は「すごく早いのだ」ベトナムに来て「このような機会が有ったら」
是非「そのすご技を堪能してほしい」
この日は運よく「自動車に乗っていたので」この「ピット作業」をつぶさに見ることが出来た。
まずはこうした「雨を凌げる場所にピットインする」そして「F1ピット作業も顔負けの、素早い作業」で
AO MUAを着て、そしてまた「雨のハノイに乗り出すのである」
これもまたベトナム文化である。