相棒ミッ(ポメプー犬)はマイペースである。最近の散歩は「散歩ではなくなっている」
アパート玄関を出て50mほど歩くと「GA CHUA HA」(ハー寺駅)の駅前に着く。
最近のミッは「ここまでくると必ず、立ち止まり、座り込み、(時には寝転がり)」駅から出てくる人や
ショッピングセンターに出入りする人を「ウオッチング」するのである。1,2分ではない。5分から10分
何もすることのない自分にとっては「限りなく長い時間に感じる」(近くに座れる場所があればすわる)
少々ひっぱても「動かない」、頑固者である。
面白いことに「この人間ウオッチングする場所は最近はほぼ決まっている」
家に帰れば「ソファーのヘリが定位置」である
会社位行くと「窓際が定位置」
会社での昼休みには「私が昼寝をするときの足の上が定位置」
そして「一番のお気に入りの定位置」は「6歳友人宅に来た時(生後2ヶ月くらい)」そこの母上が購入した
犬用のベッド?(もう何十回も洗い、薄汚れた古いもの)の上が「何よりの定位置である」
既に成長したミッは「子犬用のこのベッドでは、はみ出ているのだが?」 それでも「彼にとってみると、
亡くなった母親のようなものなのだろうと、そして「その後母親代わりになった、6歳友人の母上のようなもの」なのだろうと思う。
人間も「妙に落ち着く場所や、寝るときはこれが必要・・・」と言うものがある。
昨晩「常用している抱き枕を洗濯し、これなしで寝たが、あまり調子が良くなかった?」
そんな時「ミッの古いベッドを思い出した」・・・「些細な事だが、それぞれなくてはならない物、そしてお気に入りの物や場所がある?」
ものだ・・・ふとそんなことを「考えた」
家での定位置
散歩時の「人間ウオッチングの定位置」
家での昼寝の定位置
会社での「定位置」
そして「会社の昼休みの定位置」である。