ベトナム人は「無類の鍋好き」であることに「疑いはない」
ベトナムに住んで14年目、幾度となく「ベトナム人と食事やパーティーを共にしたが」
四季に限らず「食事の最後はいつも鍋」と言ってよいくらい「鍋好きなのだ!!!」
外気温37℃の季節でも「鍋を食べる」、パーティーで「結構たらふく食べた」と思っても「最後には鍋が出てくる」
だから「町中の飲食店を見ても」…「LAU」という文字が並んでいる(LAU:鍋)「鳥鍋、カエル鍋、海鮮鍋・・・・」
季節的に行ったら「日本人にとっては鍋は冬の食べ物」と言う印象が強いが、ベトナムでは「季節に関係なく鍋を食する」
最近、ベトナム人と一緒に外食したのを思い出しても「全部鍋だった」
*バレンタインデーの食事会:中華だったが「最後は鳥鍋」
*7歳友人宅の夕食お呼ばれ:「肉、海鮮 鍋」
*新年会タイ料理:タイ料理だったが「最後は鍋」
*7歳友人宅の夕食お呼ばれ:おかゆ鍋
*忘年会:これまたタイ料理:「タイ鍋」
*7歳友人宅の夕食お呼ばれ:「肉、海鮮 鍋」
・そして「7歳友人家族と自分が誘い日本食レストランに行った時も、結局はベトナム人リクエストで【すき焼き鍋】を頼んだ」
こんな感じだ。ベトナムで食べる鍋の特徴は「入れる具の多さ」(肉、魚、海鮮、野菜、内臓系、芋、ニンジンの塊、梅干しなどなど)
実に多種多様な肉海鮮野菜・・・たちを「鍋に入れる」のだ。
全てが「美味しいと思う」しかし自分にとっては「これらの多種多様な具でとったスープで食べる」〆の「ラーメン」
が「最高においしい!!!」 それはそうである、これほどの「具でとった出汁など普通のラーメンでは考えられない」
それほど贅沢な「出汁」の出たスープなのである。ラーメンの麺は「ベトナムで有名な鍋用のインスタント麺」がある。
付属のスープは使わず、面だけを使い「最後の締めを食する」・・・「これがおいしい」
(ちなみにこのラーメンは、インスタントラーメンとしてはほとんど売れない、しかし鍋の締めとしてのラーメンとなると
十中八九の人がこの麺を選ぶという、珍しいインスタントラーメンなのだ、ベトナムのインスタントラーメン売り場で
包装紙が「わら半紙のような不透明な紙の袋に赤文字で小さく名前が書かれているのが有ったら、それが鍋用として
絶大なる人気のラーメンである」)
ベトナムの鍋の〆では「ご飯は使わない」多くは「ブン(発酵した白いそうめんのような麺)」が多く、次が「インスタントラーメンだ」
しかし自分は「断然インスタントラーメン派」である。(一度ベトナムの鍋を食べた後半、白御飯と生卵を注文し
鍋に入れたら、店員や周りの人々から珍しがられた。)
7歳友人宅では「鍋にすると自分を呼んでくれる」そして必ず〆は「インスタントラーメンを準備してくれている」ありがたい事である。
今日ハノイは「息が白いほど寒い」こんな日は「温かい鍋に熱燗でも・・・」と行きたいところだ。
昨年末の忘年会「中華レストランの鍋」である。(ここはちょっと高級)
豆乳と辛めのだしの2色鍋
ベトナムでは「タイ料理であろうがラオス料理であろうが」締めは鍋である。
「暑くても寒くても」鍋である。