★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

ベトナムハノイの「気分の悪い夜」

2022-08-05 09:48:38 | ベトナム・ハノイ

 ここのところの円安で、弊社は大きな打撃を受けている。

ユーザ全てが日本の会社のため契約は日本に作った会社が代行し、作業対価は

全て円で支払われている。しかし実際に作業をしているのはベトナム。従って

この会社はこのベトナムの会社に「毎月外注費として円で支払いをしている」

現状は、例えば100万円日本で収入が有っても、それをベトナムに送った段階で

既に価値として「ベトナムドンで約70万円分の価値しかなくなってしまうのだ」

仕事量や作業内容は変わらなくてもベトナム会社に今まで通りの運営資金を送るには

130万円送らないとベトナムでの支払いはできないということだ。

 そんな状況なので、毎年恒例になっている「日本のお盆時期を利用した、社員旅行」

は今年は中止した。そのため、その代わりとして「パーティー」を行うことになった。

昨夜、そこに行ったが、一般バフェット会場で、他の客に交じり、食事をしている。

自分は「管理者の不手際で場所もわからず少々遅れてしまったが?」

行ったときには「すでに社員の大半は食事を終わっており、テーブルは食べ散らかした

状態で、一部はすでにデザート食べている状況だった」 会場も会場であるが、

これでは、ただ「食べに行った」だけで「会社としてのイベント」には程遠い状況だった。

 社員にとっては「会社のパーティーなんて、ただ美味しいものが食べれればいい」イベントなのかもしれないが?

会社を運営するものとしては「社員のまとまりや親交を深める目的でこのイベントを利用してほしいと思い、苦しい

資金の中からねん出しているのが現状だと思っている」これがベトナムだからなのか???

日本でも「社員旅行や、会社のイベントの参加者は激減していると聞く」

最近は、社員にとって「ただのお金を稼ぐだけの手段としての組織」になってしまったのかもしれない。

だとしたら「こんなイベント行う必要もないだろう。」

ただで「美味しいものが食べれる場、としか考えていないようだ」だとしたら、こんなものは

不要だ。しかし、会社と社員の関係がそのようなドラスティックな関係になることが

良い事なのかどうか? 愛社精神、仕事に対するプライドや誇り、なんてものは

既に時代遅れなんだろうか? 自分の仕事や会社に「そんな感情だけ持って毎日仕事をするのは、少し寂しい

ような気がするのは自分だけだろうか?」

 自分ではそんな会社を作ってきたつもりはなかったのだが?

「食べ散らかされた、食卓で、すでにみんな食事を終えようとする場所で、一人で食事をする気にもならず、

そして上司に対する気づかいや遠慮もない場所での食事などする気にならず、昨夜はそのまま

帰宅した。」 ベトナムで11年会社を行ってきたが、今までで一番気分の悪い会社イベントだった。

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