本日「2025年からのハノイ中心部へのバイクの交通制限のニュース」があった。
現在の「交通渋滞緩和と交通安全」の見地から、ハノイ中心部への「交通制限(主にバイク)一部タクシー」である。
当初は2030年と聞いていたが、2025年に前倒しになったようだ。
不思議なのは「環境保護の観点」という理由が逸脱していることだ。自分の感覚では、もちろん渋滞、交通安全の見地
は理解できるが、もっと重要なことは「環境保護」ではないかと、現在のハノイに住んでみて感じるのである。
ここのところ、電動バイクもちらほら見るようにはなってきたが、焼け石に水状態だ。
ハノイ中心部をバイクで少し周ってくると「顔がべたべたし、濡れティシュなどで拭うと【真っ黒になる】程なのだ」
マスク無しでは「到底走れない」 原因はやはり「バイクの排気ガス」だ。
高い比率の提供している「日本バイクメーカー」は責任をもって「排ガス規制や、電動化を急ぐべきだ」
日本が通ってきた「大気汚染でぜんそく患者などが増加した間違いを、ベトナムに負わせないように」してほしい。
しかし、この発表を聞いて「多くのベトナム人は思っている」じゃあどうやって移動するんだ?
そう、現状は「バイクの何倍もの排気ガスを出しまくっているバス」や「10年かかってやっと1路線開通した新都市交通機関」
では「バイクの代わりには絶対にならない事を分かっているからだ」
そして、制限後、中心部に入るには「最高60000VNDの通行料」を払う必要もあるようだ。
この施策は「間違ってはいないと思う」先んじてまずは制限するのも1つの策なのかもしれない。
しかし「ハノイが世界の中でも大気汚染の激しい都市であることをもう一度認識して、併せて対応してほしいものだ」
と、このニュースを見てそう感じた。