コロナでもう2年海外には出ていなかった(つまり日本にも戻っていない)
社会人になってから「これほど長く飛行機に乗らなかったり、海外出張に行かなかったのは初めてだ」
最初の会社では30歳を過ぎたころから「年間100日以上海外出張だった」(幸いなことに出向な無かったが)
一時期韓国の「DAEWOO自動車」(今はもうない)に技術供与したり検図作業を行っていた時には1か月に2週間
渡航回数は100回以上に及んだ、その他「フランスルノーへの出張でパリ1泊3日を2回」
会社があったデトロイトへは「明日行ってくれとか?」無茶なこともたくさんあった。
転職したITメーカーでも「中国関連メーカへの技術支援」で「大連にアパート借りて通ったり」
韓国に「関連会社を作ったり、運営したり」主にフィールドは海外だった。そして
25年ほど前に縁あって「ベトナムに来る機会があり」それからベトナムとの付き合いが続いている。
ITメーカでも月に1,2度は海外に行かなければならず、後半は「ベトナムに来ることが多かった」
そのために飛行機とは「最初は移動手段」に過ぎなかったが、たくさんの時間を過ごすことから
途中からは、この移動時間をいかに快適に、有効に過ごすか?色々考えた。
そのころは「頻繁に飛行機に乗っていたため、知らない間に上級会員になっていた」
気づけば「ラウンジなる場所へも入れるようになっていたし、この機種の飛行機なら、この席が快適で
トイレにも近く、機内サービスも早い」などの知恵もついてきた。
*スターアライアンス・ダイヤモンド会員
*ワンワールド(Cathay・シルバー)会員
などにはなったが、会社をまたぎ「乗る航空会社も変わっていき、そしてこのコロナ」
現在は「全て平会員」になった。
そして久しぶりに(2年ぶり)海外に出た。(ベトナムからタイ)
わずか2時間ちょっとの距離だが、それでも海外出張だった。
コロナが少し収まり、今後は海外に出ることが容易になるだろう。
そんな中、いろんな空港で「ぼーっと 飛行機を見ていると、久しぶりの懐かしい感覚が戻ってきた」
海外の空港で「日系の飛行機を見るとなぜかほっとし、あーあれは成田に行くんだな?」とか日本への想いをはせる。
そんな時「自分はやっぱり日本人なんだな?」と思う。
海外出張の空港で「そんなことを考えながら、ぼーっとする時間もまたいいものである」
ホーチミン・タンソンニャット空港ラウンジにて。ANA便が最終の離陸のアプローチに入っている
後ろのベトナムエアラインと比べるとその大きさがわかる。ANAやJALの機体を見ると嬉しくなる
もうほとんど見なくなったジャンボジェット。私は韓国に通っているときはほとんどこの機種に
お世話になった。もうKLMやルフトハンザなどヨーロッパの航空会社に一部にしか残っていない
後はこのようなカーゴ機種で残っているだけである。数年後には姿を消す運命だろう。
久しぶりにこの機体を見れた。手前の飛行機と比べるとその巨大さがわかる。