久々に参加することができました~
京都・和菓子の会。
「水無月の京菓子の調べ~名庭・古建築有栖館によせて~」
開催場所は
平安女学院 有栖館。
普段は非公開の有栖川宮旧邸。
書院造りです。
この前は通ることも多いのですが、いつもはこのようにしっかりと門は閉じております。
和菓子の会当日は
オープン~
椅子席をしっかり予約して行きました。
非公開の建物なので、素晴らしい室内やお庭を個人のサイトで許可なくホイホイ公開するわけにはいかないので・・・
申し訳ありません。
能舞台(板間)もあり、お庭と舞台を同時に鑑賞することができます。
和菓子の会に協力してはる
風の会事務局のブログで、当日の様子をほんの少しご覧いただけます。
菓子司:塩芳軒
点前:八坂宗佳先生
茶匠:丸久 小山園
今回は京の名工にも選ばれた、竹工芸の利田竹芯氏の百本の茶杓展も同時開催されています。
こちらも竹芯先生の作品です。
結界も竹で作られています。
ああぁ、こういう時
しぇるさまや
ぽんさまなら、多分野に知識があり、お道具その他、気の利いた解説、コメントが画像に添えられるのですが、なんせお茶席の知識は皆無(他の分野もあんまりありませんが)、リタイアしたらいろいろ学びますので、かんにんね~
さて主役のお菓子。
3種のうちどれが当たるかはわからないのですが、説明をお聞きしている時から、当たればいいなぁと思っていたのが当たってラッキ~

でした。
寒天のお菓子が大好きなので・・・
「シミ竹」
寒天の上生菓子(錦玉)に羊羹をはさんだものです。
シミ竹とは・・・
こちら
食感、お味、見た目とも素晴らしかったです。
こちらはお隣の方のを撮らせていただきました。
「緑葉」・・・やったかな??
美しいお庭の緑をイメージして作られたきんとん。
もう一つは、記憶が薄れているのに加え、写真もなく、実物も一瞬しか拝見していないので・・・
求肥で餡をまいた、青い竹をイメージしたお菓子・・・やったかな???
違ってたら申し訳ございません。
しぇるさま、今回和菓子の会皆勤を逃し、不参加だったため、丸投げできません~
特別ゲストの
植治 作庭家 小川勝章氏から、お庭の草木への水のやり方等々を楽しく聞かせていただきました。
草木や石が喜ぶお水のやり方があるんですね。
おっとこまえのお正客さんは、以前上賀茂神社で開催された和菓子の会で、小鼓を奉納された
曽和尚靖さん でした。
利田竹芯先生の百本の茶杓、見ごたえがありました。
竹の種類っていっぱいあるんですね。
細工・工芸に向く竹、向かない竹もあるので、こちらほんの一部です。
会場の有栖館、茶道・華道・着付けの授業(うらやまし~)、また市民講座開催など・・と、いただいたプリントに書かれていますので、もしこちらで催しなどがあって入るチャンスがあればぜひ・・・
いつもいつも素晴らしい場所で、この席のために何度も試作を繰り返し工夫を凝らし、職人さんたちが腕を振るって作ってくれはった美しいお菓子を、おいしいお茶と共に茶道未経験でも気楽にいただけるこの会、また次回も楽しみです。