夢風庵の日々

夢風庵としてのものづくり活動は諸事情から終了しました。
日々の事々をちょこっと書いていきたいと思います。

京都・和菓子の会「皐月の京菓子の調べ」

2011-05-03 00:58:00 | お菓子な生活
今回は世界遺産・上賀茂神社にて5月1日に開催されました。



まだまだ桜はその姿で楽しませてくれます。



写真は2頭だけですが、馬がずらっと並んでいました。



あとでいただいたリーフレットの主な年中祭典行事を見ると、この日は競馬会足汰式(くらべうまえあしぞろえしき)
そういえば準備をしている方々がいらっしゃいました。

5日に行われる「競馬会神事」の前に馬の状態を確かめ、組み合わせを決めるため境内の馬場を走るそうです。
見たかったな~。

このあと大阪行きだったので、さっと引き揚げてしまいました。残念。



さて、この日の京都・和菓子の会は、葵の間と桂の間が会場。
と言われてもどこにあるのかわからなくて、通りがかりの神社の関係者?の方にお聞きしたら、ちょっと分からないので社務所で聞いて下さいと言われ、社務所でお聞きするとなんとそのままおあがり下さいと言われました。

社務所の奥にあるんですね。



後でお話を伺うと、葵祭で斎王代の控えの間になるお部屋だそうで、もちろん一般人には入る機会などはないお部屋です。
ひえぇ~ですわ。

午前の部だけ、会の前にお祓いを受け、曽和尚靖さんの小鼓の奉納を拝聴し、普段入ることのできない本殿での参拝させていただくことができました。
普通は石段を上がったところで参拝するのですが、中に入ることができたのです。
会に行く前に参拝していたのですが、こんな機会はそうあることではないので、あまねさまが足を心配してくださっていたのですが、参拝させていただきました。

 これを身につけて

小忌衣(おみごろも)だそうです。
調べてみたんだけど、字はこれであってるのかしら。

鼓の音が美しく、この空気・空間にぴったりです。
昔は和楽器はあまり心魅かれなかったのですが、歳をとるに従って、琴、三味線、鼓など和楽器の音色がいいなと思えるようになりました。


そしていよいよ会の始まり

今回は佐々木酒造さん(洛中に残る唯一の造り酒屋、俳優の佐々木蔵之介さんのご実家です)の吟醸酒を使った「千本玉壽軒 (せんぼんたまじゅけん)」さんのお菓子。



きんとんとわらびもちです。

この林 益郎さん作の菓子台、お菓子を取り分けた後、手にとって拝見したかったのですが、後で・・と思っていたらすっかり忘れてしまいました。
これも残念。

お茶は和束町のお茶。日本茶インストラクターの松石三重子さんが解説してくださいました。

最初のお茶。



お菓子はこちらをいただきました。
葵の形をしたわらびもち。

お酒の味と香りがしっかりして、餡にはこれまたお酒につけておいた干し柿が。
何と表現すればいいのか・・・
贅沢なひと時を味あわせていただきました。



この会だけのために作られるお菓子で、市販されないのがもったいない~。

そして2杯目のお茶



お茶の葉です。



お茶摘み体験などにも参加したいのですが、まずは足を治さないと。。。


そしてお楽しみのくじ引きがあり、今回は佐々木蔵之介さん直筆サイン入りポスターが!
きゃ~



ポスターを持って下さっているのが弟さんの佐々木酒造代表取締役の佐々木晃さん。
お兄さんに負けない男前!

他にも「ハンチョウ」というお酒と和束町のお茶。
残念ながらくじには外れてしまいました

和束のお茶はマルシェでもいただいているのですが、とってもおいしいです。

でもこの佐々木酒造さん、わりとお近くで、いくつもあるお散歩コースのひとつでお店の前を通ります。
今年、蔵之介さまがご実家の前でお父さまとCM撮影されていた現場に、桃ちゃんとのお散歩中バッタリ遭遇。野次馬になって生蔵之介さまをバッチリ拝見いたしました。


楽しい時間もあっという間。
このあと大阪まで連休前に追加納品に行かないといけなかったので、心残しつつ会場を去りました。



和菓子の会の方々には、いつもいつも趣向を凝らしたお菓子と、普段はとても経験できない貴重な時間を過ごさせていただきます。
どうもありがとうございました。

そして、しぇるさまぽんさま・・・お世話になりました。

仙太郎さんの雪平うさぎ

2011-02-19 22:20:50 | お菓子な生活
ブログにアップできないまま季節が終わりそう・・・で大急ぎでアップ。

甘いもん好きが甘いもんを完全に断つと後の反動が怖いので。。。
事実ケーキ屋さんでこれとこれとこれと・・と6~7個やったかな、いっぺんに買っていっぺんに食べた前歴あり。
なので和菓子や自作のカッテージチーズで作るチーズケーキはいただいています。

京都高島屋限定と書いてありました。
仙太郎さんの雪平うさぎ。



お抹茶でいただきました。



お茶は大昔1年足らずお稽古しただけ。
完全に自己流なので、時に薄かったり時に濃かったり・・・
器は自作。



幸せやぁ。。。。。

「亀屋廣房」さんのくず湯

2011-01-05 00:02:28 | お菓子な生活
昨年のbe京都での「世界にたったひとつの灯り展・ポストカードコレクション」の際にみゅう様からいただいた、湖都・大津市膳所にあります「亀屋廣房」さんのくず湯です。



ほんのり甘く温かく、ほっこり心も身体も安らぎます。



これ鳥の形してるのわかりますかぁ。



「かいつぶり」ですって。
調べてみるとこんなのが・・・滋賀県産のアニメ歌「知ったかぶりカイツブリ
野洲のおっさんカイツブリが気になる


柚子の皮入りもあり、作っている間にもぷんと柚子の香りがして、とてもおいしかったです。

最後の一袋、お正月にいただきました。
寒い寒いお正月、暖かかったです。
ごちそうさまでした。

いろいろ大変な時に滋賀からご来場くださって、お心遣いいただいて、本当にありがとうございました。




レ・フレール・ムトウさんでひと休み

2010-11-15 00:00:06 | お菓子な生活
御所からの帰り道、護王神社に立ち寄って、足が良くなりますようにとお参り。

なのになのに・・・だんだん本格的に足が痛くなってきて、これはどこかで少し休まねば・・状態。
おお、そうじゃ!あそこじゃ、あそこじゃ!!と、都合よく「レ・フレール・ムトウ」さんでひと休み。



本日スイーツ解禁日。
でも今日は食料品はあるし、買い物に出るつもりはなかったから、甘いものもやめておこうと思っていたのですがぁ。
なんか疲れたし・・・



やっちゃいました。

マロンテベールとカプチーノ。
中は栗あんが入っていて、さっぱりした甘さ。
おいしくいただきました。

前田珈琲明倫店の和栗モンブラン

2010-10-11 10:11:32 | お菓子な生活
前田珈琲明倫店にはお絵描き道具を持ってちょくちょく行きます。

無休なのでいつ行っても大丈夫だし、すいてる時は気楽に絵の道具を広げてカキカキできる。
やっぱり、やりやすいところとやりにくい所があって、すいていてもやりにくいところはやりにくい。

それから内装が好き。
ギャラリーはこんな感じにしたいなぁといつも眺めています。

ほぼ毎日いただいていた甘いものは2~3日に1個に。

メニューを見て和栗に魅かれ・・・
(キルフェボンの和栗のタルトはおいしいけどメチャ高い!!)
しかし完売のシール。

「和栗モンブラン・・もうないんですよね~」とあきらめ悪くお聞きすると、少し待っていただければ本店の方からお持ちしますとのこと。

わ~いわ~いわ~い



おいしくいただきました。。。



ちなみにこちらはハンバーグサンド。



あつあつがおいしいんです。

以前撮ってアップ出来なかったもので、いちどにいただいたわけでは・・・と言い訳言い訳

仙太郎

2010-08-18 23:21:26 | お菓子な生活
この暑さは何や!ちゅう感じですね。
真昼間の本町通りから御堂筋あたりの照り返しは、ただでサウナに入ってるようなもんです。

室温が数度上がりそうで電気炉のスイッチも入れたくなくなります


やたら甘いもんや冷たいもんが食べたくなりますが・・・
先日いただいた仙太郎さんの「天草の雫」



ひんやり冷やして。。。

茶ろんたわらや

2010-07-29 21:41:38 | お菓子な生活
be京都から搬出の時には寄り道しようと楽しみにしていた、俵屋吉富さんの茶房「茶ろんたわらや」へ。



しぇるさまも、立ち寄られていて、紹介されていた「玉すだれ」にも心魅かれたのですが、今回はすごく久しぶりの白玉宇治金時をいただきました。



某☆バのフラぺチーノ以外でかき氷って10年ぶりくらいやないかしら。

あんこもさっぱり目でおいしくいただきました。
ただ冷房がものすごく効いていて、食べ終わるころにはさぶイボが・・・


建物もいいなぁ・・・






京都三丘園さんの抹茶チーズケーキ

2010-06-18 22:46:21 | お菓子な生活
京都三丘園さん京綾小路店よりお持ち帰りで。。。



しっとり抹茶チーズケーキ。

ま~だ、くらっとるんかぃ

ではなく~・・・ずっと以前に写真は撮ったけどなかなかアップできなかった過去でございます。
本能の赴くままのスイーツ三昧。。。
これらが62キロの身体を造りあげたんやなぁ・・と反省の意味も込めて。

京綾小路店はHPによると6月から営業時間が変ったらしく、土・日・祝のみの営業で、時間も13:00~17:30とえらく短縮されているようです。

こちらのお店のガラス戸が好きです。

マエダコーヒー明倫店

2010-06-11 23:51:13 | お菓子な生活
今週は月~木はお忙し・・でお休みを取れなかったので今日平日休みとりました。
3連休・・・なんて贅沢な我儘平社員でせう。

休みになると足の痛みが楽になるのはなぜ(笑)
たぶん90度曲げた状態で小一時間電車内、そのあと歩くのが一番悪いようです。
しばらく動けないもん。
会社も出かける時以外はず~っとデスクワーク。これも良くないみたい。
お休みの日は家にいる時もいろいろ用事があって、長時間じ~っと座ってないものね。

本日少し用事があって南へ。

帰りに立ち寄りました。
中京区室町通錦小路通を少し上がったところにある「マエダコーヒー明倫店

廃校になった明倫小学校の建物を京都芸術センターとして活用、お店はその中にあります。





土日は混んでるかもしれないのですが、平日は比較的すいていて、時々イラスト描きにきます。
机の上にだら~っと色鉛筆並べてカキカキするのですが、やりやすいお店とやりにく~いお店があります。
ここは前者。
長居して申し訳ありません。でもテーブルがふさがってきたら出ますよん


これは京風むうす。もちもちでおいしい。




こちらカプチーノソフト。



ぐぉるぁぁ~!ふたつも喰らっとるんかい!!だいえっとしとるんちゃうんかい!!!

と責めないでくださいませ。
これは本日いただいたのではなく、ダイエット以前のものです。
なかなかアップできなくて、でもお蔵入りはもったいないので、本日アップいたしましたものでございます。

本日はカフェラテでこらえております。

将来開きたいギャラリーの内部イメージの候補のひとつがこんな感じ。
あくまでイメージですが。。。




老松のお菓子

2010-05-26 23:50:07 | お菓子な生活
師匠の「楽しい茶会」の帰りに、老松さんの若手スタッフさんがこの会のために作られたお菓子を買って帰りました。

淡雪かんに小さな透明感のあるカラフルな寒天?を混ぜ込んだ、モザイクキャンドルのような、とっても可愛いお菓子があったのですが、そちらはすでに完売。
残念でごじゃった。

で、買い求めたのはこちら。



胡桃と金柑を、さっぱりした甘さの砂糖で固めたようなお菓子。

先生の豆皿で。。。



こちらはお店でも販売されていると思うのですが、じゃむも一緒にいただきました。





まだ今は柚子ジャムが残っているので、それがなくなれば開けようと思います。
楽しみ~

京西陣菓匠宗禅 茶房宗禅

2010-05-05 23:52:47 | お菓子な生活
連休最終日、「洛中洛外 風散歩(かぜさんぽ) -町家ショップらりぃ2010-」の参加店に。

京西陣菓匠宗禅」さん。お店の奥に日本初のあられ専門カフェ「茶房宗禅」があります。



見事な織屋建のお家です。





どこを見ても素晴らしい。

お店を始めはる前はどのような状態だったのかは分かりませんが、強い意志と熱意がなければ、これだけの建物を再生するのは難しいでしょう。



角地のおかげか、お庭にもよそのお家の壁がなく、開放感があります。




いただいたのは京パフェのセット。
今日は暑かったので、冷たいほうじ茶をいただきました。



やっぱりあられがおいしいです。
アイスクリームもさっぱりしていて、和パフェに欠かせない白玉もおいしかったです。



箸置きも涼しげ。


「凡蔵」さんと「雨林舎」さん

2010-05-02 20:45:55 | お菓子な生活
こちらもアップが遅くなりましたが、4月に町家ショップらりぃの参加店「アンティークきもの 凡蔵 」さんへ。



いずれお店ができたら、週に1回くらいは着物でお店に出たいので、お手頃価格の気楽な着物で慣れていきたいのですが、今は膝の具合も悪く全く正座ができないので、もうしばらくお預け。
お目当ては1階で販売してはる「町家菓子工房 凡蔵」さんの洋菓子。

凡蔵ロールは残念ながら1本売りなのであきらめて(食べられないんじゃなくて、いっきに食べてしまいそうなんで怖いんですわ)、今回はさくらロールを。。。



お持ち帰りでお家でいただきました。
ぎゅうひが入っていて、ちょっと和菓子風でおいしいです。



すぐ近所の「雨林舎」さんへも立ち寄りました。



実はすぐそばのお店でお昼をいただく予定が、家を出るのが遅くなり、ランチが売り切れでお店が終わっていたのです。

雨林舎さんもランチが売り切れで、おなかの虫を抑えるためにバナナとシナモンのトーストを。



かなりのボリュームでした

ここで懐かしい漫画本を発見。
途中まで読んでいたのですが、もう漫画を読まなくなり、結末を知らなかった物語。

そんな終わり方だったのね~。

思いがけない収穫がありました。

「春闌の京菓子の会」

2010-04-19 23:29:07 | お菓子な生活
日曜日は京都・和菓子の会に。

「春闌の京菓子の会」会場はこちら。



下京にある京都市登録有形文化財 秦家住宅
お薬の商いをなさっていたお店です。




今回のお菓子は聖護院八ツ橋さん。
この会のためにあつらえられたお菓子です。
贅沢な時間ですね。



お茶は今回はそば茶でした。
カメラの腕が悪く今回もブレブレの写真で使えないのがいっぱい。


淡い水色の薄紙の包みを開けば・・・
「清流」という名の、寒天と葛で作られた透明の八ツ橋!!




今回菓子器として使われた、三木啓樂さんの漆作品。
庭から差し込む光を受けると。。。

波を表現された作品です。




そしてお庭。





素晴らしいお庭です。

午後の会に参加させていただいたのですが、テレビの撮影の方も加わって、満員御礼状態でした。