夢風庵の日々

夢風庵としてのものづくり活動は諸事情から終了しました。
日々の事々をちょこっと書いていきたいと思います。

オレンジのシロップ煮

2011-05-08 23:22:08 | おいしい生活
会社の近くなら買いに行くのに~・・と思いつつ拝見している、からだにやさしそうで、とってもおいしそうなお弁当が紹介されているYoshinoさんの『湘南暮らし 精進弁当「黒猫」と野菜な毎日』で「オレンジのシロップ煮」の作り方が紹介されていました。

いつもヨーグルトにジャムやマーマレードを入れていただくのですが、この清見オレンジのシロップ煮、おいしそ~!!ということで作ってみました。


お鍋に分量のお水ときび砂糖とお塩をいれてまぜまぜ。



たぶんノンワックスではないので、しっかり洗ったオレンジもスライスして、準備よ~し!



沸騰したらオレンジ投入、シナモンは家にはスティックのがなかったのでパウダーで。
八角は使ったことがなかったので買ってきました。
また煮豚にでも使えるし。



アルミホイルを落としぶた代わりに、弱火でふつふつと・・・



う~、少し長く煮過ぎてしまった



煮沸消毒しておいた瓶に




さっそくヨーグルトに入れていただきました
(刻んで入れたほうがきれいやったね・・・)



うんまぁ~


レシピはこちら、Yoshinoさんのブログで。

オレンジソーダもおいしそうです。

もうひとつの京都-モダニズム建築から見えてくるもの-

2011-05-05 00:17:30 | おでかけ
京都工芸繊維大学美術工芸資料館で開催されている「もうひとつの京都-モダニズム建築から見えてくるもの-」に行きました。

vivasanさまのブログを拝見し、おお、これは行かなくちゃ・・ということで行ってきました。



解説に「1920年代から1970年代に建てられた、京都におけるモダニズム建築の軌跡をたどることを通して、モダニズム建築の価値とその持つ意味を顕在化させ、あわせて、長い木造文化の伝統をもつ京都という地域特性との関係性についても再考しようとする試み」とありますが、難しいことはわからない、ただの建物好き。

写真、図面だけでなく模型が展示されているのが全体像がつかみやすくありがたい。


意外とご近所にもありました。

京都中央電話局西陣分室もそうやったんや。
手作りイベントでお世話になっていた新風館。こちらは元中央電話局の建物の一部を利用。
草の根のモダニズム建築として堀川団地や待賢小学校の写真も。

一番気に入ったのは聴竹居
建物の中で窓に一番魅かれるのですが、昔の邸宅の窓はたまりません。
ここはほぼ建築当時の姿のまま残されているそうな。

大変な努力と費用は必要でしょうが、危険なほどの老朽化は別として、補修で残せるものは残してほしいと思うのです。



同時開催されていた「ラヂオの時代―谷川俊太郎コレクションを中心に―」を見ているうちに、深夜放送を聞き始めた中学時代を思い出しました。
大阪オールナイト、懐かしいなぁ。

東京ではセイヤングやオールナイトニッポン、あとなんだっけな・・・
昔は早くテレビが終わっていたし、夜中から朝にかけてお仕事という生活に、ラジオは切り離せないものでした。
今は受信状態が悪くて聞かなくなりましたが。

良ければご覧になった後、お気に入りを一つ選んでアンケート用紙に番号を書いてくださいと言われたので、蓄音機型のを選びました。



帰り路のねぎ坊主


京都・和菓子の会「皐月の京菓子の調べ」

2011-05-03 00:58:00 | お菓子な生活
今回は世界遺産・上賀茂神社にて5月1日に開催されました。



まだまだ桜はその姿で楽しませてくれます。



写真は2頭だけですが、馬がずらっと並んでいました。



あとでいただいたリーフレットの主な年中祭典行事を見ると、この日は競馬会足汰式(くらべうまえあしぞろえしき)
そういえば準備をしている方々がいらっしゃいました。

5日に行われる「競馬会神事」の前に馬の状態を確かめ、組み合わせを決めるため境内の馬場を走るそうです。
見たかったな~。

このあと大阪行きだったので、さっと引き揚げてしまいました。残念。



さて、この日の京都・和菓子の会は、葵の間と桂の間が会場。
と言われてもどこにあるのかわからなくて、通りがかりの神社の関係者?の方にお聞きしたら、ちょっと分からないので社務所で聞いて下さいと言われ、社務所でお聞きするとなんとそのままおあがり下さいと言われました。

社務所の奥にあるんですね。



後でお話を伺うと、葵祭で斎王代の控えの間になるお部屋だそうで、もちろん一般人には入る機会などはないお部屋です。
ひえぇ~ですわ。

午前の部だけ、会の前にお祓いを受け、曽和尚靖さんの小鼓の奉納を拝聴し、普段入ることのできない本殿での参拝させていただくことができました。
普通は石段を上がったところで参拝するのですが、中に入ることができたのです。
会に行く前に参拝していたのですが、こんな機会はそうあることではないので、あまねさまが足を心配してくださっていたのですが、参拝させていただきました。

 これを身につけて

小忌衣(おみごろも)だそうです。
調べてみたんだけど、字はこれであってるのかしら。

鼓の音が美しく、この空気・空間にぴったりです。
昔は和楽器はあまり心魅かれなかったのですが、歳をとるに従って、琴、三味線、鼓など和楽器の音色がいいなと思えるようになりました。


そしていよいよ会の始まり

今回は佐々木酒造さん(洛中に残る唯一の造り酒屋、俳優の佐々木蔵之介さんのご実家です)の吟醸酒を使った「千本玉壽軒 (せんぼんたまじゅけん)」さんのお菓子。



きんとんとわらびもちです。

この林 益郎さん作の菓子台、お菓子を取り分けた後、手にとって拝見したかったのですが、後で・・と思っていたらすっかり忘れてしまいました。
これも残念。

お茶は和束町のお茶。日本茶インストラクターの松石三重子さんが解説してくださいました。

最初のお茶。



お菓子はこちらをいただきました。
葵の形をしたわらびもち。

お酒の味と香りがしっかりして、餡にはこれまたお酒につけておいた干し柿が。
何と表現すればいいのか・・・
贅沢なひと時を味あわせていただきました。



この会だけのために作られるお菓子で、市販されないのがもったいない~。

そして2杯目のお茶



お茶の葉です。



お茶摘み体験などにも参加したいのですが、まずは足を治さないと。。。


そしてお楽しみのくじ引きがあり、今回は佐々木蔵之介さん直筆サイン入りポスターが!
きゃ~



ポスターを持って下さっているのが弟さんの佐々木酒造代表取締役の佐々木晃さん。
お兄さんに負けない男前!

他にも「ハンチョウ」というお酒と和束町のお茶。
残念ながらくじには外れてしまいました

和束のお茶はマルシェでもいただいているのですが、とってもおいしいです。

でもこの佐々木酒造さん、わりとお近くで、いくつもあるお散歩コースのひとつでお店の前を通ります。
今年、蔵之介さまがご実家の前でお父さまとCM撮影されていた現場に、桃ちゃんとのお散歩中バッタリ遭遇。野次馬になって生蔵之介さまをバッチリ拝見いたしました。


楽しい時間もあっという間。
このあと大阪まで連休前に追加納品に行かないといけなかったので、心残しつつ会場を去りました。



和菓子の会の方々には、いつもいつも趣向を凝らしたお菓子と、普段はとても経験できない貴重な時間を過ごさせていただきます。
どうもありがとうございました。

そして、しぇるさまぽんさま・・・お世話になりました。