春耕といえば種をまく前に田畑を耕すことをいいますが、鹿児島県湧水町の小さな畑では今年初めての耕し方を行いました。わずか数メートルの畝を2本作っただけですが、さぁこれから野菜づくりが始まるんだと新鮮な気持ちになってきます。
石灰をまき、久しぶりにコマメくん(かってにそう呼んでいる小型耕運機)のエンジンをかけて耕耘。堆肥と少量の化成肥料を混ぜ込み、畝をつくり、マルチをかぶせていきます。
1本の畝は馬鈴薯(メークイン)の種芋を植えるためで、少し肥料と土がなじんでから1週間後に、もう1本は里芋(赤目大吉)用で、さらに1週間ほど置いてから植え込みを行う予定。そのころからはゴーヤ、茄子、トマトなど夏野菜のための耕耘を始めたいと思っています。いよいよ作業開始、少し心が躍ります。
湧水町の自宅は森の近くにあるため、野鳥の声で目を覚ますことが多いです。10日ほど前、ほんの一声でしたが、ウグイスの初鳴きを聴き、6日はそれよりも長く、しっかりとした声を聴くことができました。この町は野鳥の宝庫といっていいほどで、栗野岳の中腹あたりではヤイロチョウが渡って来るし、イカルとか、夏はアカショウビンとか珍しい鳥の声を聴くことができます。自然豊かで魅力の多い町です。
今年初めての耕耘。
綺麗!
湧水町の朝には野鳥の声で目覚め、昼間は田を耕し そして夕にはあの温泉に入って自然の恵みをフレッシュのうちにいただいて・・・なんと贅沢な1日なんでしょう!!