夢畑通信『畑の花』 田舎暮らし体験日記

北海道に移住して二十数年。田舎での子育てを終え、残された夫婦は新たな楽しみを見つける旅を続けます。

頑張った賞!

2018-02-14 09:39:53 | ブログ

『リレーメンバー、全国入賞』を目標に頑張った花乃。夢かなわずでした。

悔しい思いの重さは違うだろうけど、花乃の一番近いところで戦うことができたことで、花乃悔しさを身近に想像できたつもりです。
――――――「本当に残念だったね」

中学一年になり、冬の練習が始まった頃、僕に「どうやったら早くなりますか?」と尋ねてきました。
技術的な質問に僕は「花乃が早くなるように一生懸命トレーニングメニューを考えるので、その練習を信じて頑張るように、、、」とアドバイスをしました。覚えているかわからないけど、その言葉通り、本当に3年間、強くなろうと、早くなりたいと頑張ったと思います。

「明日ピアノで休みます」と突然言い出したとき「おじさんは花乃達の為に、数日前から練習メニューを考え、自分の仕事も開けているのに、いきなり明日休みはないんじゃない?」って、、、。ちょっぴり涙を浮かべながら頷いた彼女は、以後、自ら連絡役になり、行事や、翌日の予定など、逐一に報告する役でした。

泣き虫だから、レース後はいつも涙して、僕も『もらう』のが嫌でなるべくレース後は会わないようにしてたけど、今回はダメでした。泣き虫は一緒ですね~。


そんな中で結果で答えてくれたのは結。もともと呑み込みの早い子ではなかく、社交性のある子ではなかったので、一年生の時はずいぶん心配したけど、着実に力をつけ、一心不乱に集中して練習に励む姿が印象的でした。

リレーメンバーではアンカーをつとめ、他県との争いの中、予想をくつがえす力を発揮して二位入賞。それができたのも、彼女の持ってる集中力とぶれない志の賜物だったように思います。
本当は首根っこ掴んで「高校でやりなさい!」と連れていきたいところですが、これもぶれることなく、僕の撃沈~。(チーン)




ふたりは今シーズンでクロカンは卒業。三年間で色んな経験をしてきたことと思いますが、
「自分に嘘をつかず一生懸命やった者は、悔しい思いも全て素敵な思い出に変わるものです」
大切な素敵な思い出として次のステップにつなげて下さいね。


最後のレースを振り返り、ふたりともサングラスに隠された表情に、気迫と気持ちがしっかりと込められた走りを見れて「本当にこの子達は凄い!」って感じました。ふたりとも本当によく頑張ったで賞です。

この先色んな事があるのでしょうが、苦しかった練習を思い出せば大丈夫。ふたりとも笑顔でカンバです!