

いつも写真撮ろうとすると嫌な顔するからね~(笑)ほとんど素顔の結の写真がないなぁ。このブログ二回目の登場です(確か・・・)。
持久力はもともと強い子でしたが、運動が飛びぬけてできる子ではなかったです。運動ができないので、筋力も少なくって、ボール投げなんかも不得意分野。でも、一番良くなったのは二年生の全国中学が終わってから、ポールに効率よく力を伝えることができるようになりました。細かい部分はブログでは書ききれないので辞めておきますが、真室川の全国で色んな選手をまじかで見て、感じたもので、自分の力のなさを補う方法を発見したような気がします。
それからは順調でした。中学女子と言えば2~3年生間に、大幅なレベルアップできない子が多い中、彼女は着実にレベルアップしたように思います。
その要因となったのはここ

キロロのおかげですね。
北海道の中学生が全国に行くと何故か力が発揮できない。。。。最大の原因は雪質です。明らかに特異な雪質、不得意な雪質ってあるのです。
赤井川は圧雪車がないのでスノーモビルでコースを付けています。いつも悪路で雪は柔らかい。それがどうでしょう。大会に行くと、雪面は整地されて、コースは綺麗に整備されています。同じ競技なのですが、まったく違う場所を走っているようなものなのです。特にフリーは別物です。
話を戻すと、本州の雪質は、北海道の春先。当然、それも想定して練習はするのですが、赤井川では残念ながら、春先は学校の年度の切り替え行事や、たとえ時間ができても雪質はグジャグジャ。やっぱり本州で良くある大会コース状態を作れず、練習させてあげることができないのです。

それを克服させてくれたのが上の画像です。
余市第一リフトの周回を利用したスピード練習です。この時期は気温が低すぎて長い時間立っていることもキツイ日もありますが、圧雪車やスキーヤーに踏み固められたコースは、まるで本州の雪面のようなハードバーンとスピードが体感できます。ゲレンデでのラウンドも大会コースに近い。
―――――――「ゲレンデを駆け上がる中学生を見て、一般ゲレンデスキーヤーは驚きますがね」(笑)

スキーリゾートが一銭の特にならないクロカン選手を受け入れてくれるのは奇跡です。「始めの頃はずいぶん嫌な顔をされたなぁ~」。でも、近年はクロカンに理解を深めて頂き、全国大会出発前にはこんな横断幕までフロントに掲げてくれました。
本当にありがたいですね。
新体制になって現在部員は一名。昨日もキロロにてフリーの練習をしてきました。まだまだレベルアップが必要な二年生ですが、色んな人達に助けられて、来年の十日町で行われる全国大会に向けて頑張ります。応援よろしくお願いします!