ランチバイキングをしている中華屋さんがある、
幾重にも食べ続けられる中華料理、それはムシマルの中では満漢全席と同義だ。
たぶん全然違うんだろうけれど。
こうして、満漢全席に関する期待と興味だけは膨らみ、その代替行動として中華バイキングに道を進めてしまう。
「敦煌」
入店する。
あ、スタッフさんは中国人?本場っぽいのか。
「バイキング、オーケー」変な片言になってしまいながらバイキングを注文する。
バイキングも、バイキングじゃない単品料理もどっちもいける時間みたい。
お皿を取る。
ふう。
食べる。
麻婆にあんかけ玉子(天津飯の上部分みたいな)にお粥にと、中華エキゾチック粒子がこの空間に濃い。
迷うし、惑う。
なんたってここ自体が惑星なのだからして。
それでも、手は勝手に動き。
シューマイ、玉子、唐揚げ、イモ揚げ、ポテトサラダ、豆腐の中華ダレ、焼きそばといった王道に、そここそ楽土かのように手を伸ばす。
「ビールをください」別料金であるが、ちょうど広島カープがペナントレース優勝して沸きに沸いていて、いろんなものが安くなりここのビールも半額。250円でいただけるのでつい。
あとチャーハンも取る。
ぱくり。
あ、中華だけど意外と味はがっつりしていない。
香辛料スパイスでぐわんぐわん、ではなくむしろ穏やか。
高菜チャーハンはいいか悪いかはあれですが、主食からはみ出ていないお味。
ああシューマイ。大好きだ。
唐揚げもあんかけ玉子も焼きそばも好きだ。
ムシマルに限ったことではないと思うが、中華における好きな食べ物含有率は異常だ。
「これはもう、好きなもの好きなものですよ!」昔、高知のアナウンサーが言っていた気がする。
言葉の意味はよくわからんが、勢いがある。
皿うどん、そんなものもあるのか!
たしかに「あんかけ」って中華なイメージだ。
そしてそのあんに固さ柔らかさが最も左右される食材である、
2ターン目にどう動くか。
悩んでいる。
悩んだ結果、ちょっとソフトドリンク「烏龍茶」を取ってきて。
さらにいろいろ。
盛り付けがあまり上手ではないムシマル、皿うどんが暴れはっちゃくくらい暴れまわってしまっている。
オニオンリング、野菜サラダ、もやし炒めetcetc。
麻婆に餃子や酢豚もあり、それらも入れたことをここに明記しておこう。
あと棒棒鶏っぽいのにきくらげっぽいの。
皿うどん、ぱりぱりしまくり。
あまりにもあれで、喉につんつん痛いのであんかけに麺を浸して少し放置する。
2ターン目とビール制覇。
さらに。
ムシマルは独自路線を行く。
チャーハンonたまご。
料理長の目論見よりもさらに卵の濃いチャーハン。
ああ、無手勝流で食事を楽しんでしまう。
やきそばon(皿うどんの)あんかけ。
こっちは微妙にブレンド失敗。
焼きそばの味が逆に薄くなってしまった感じ。
デザート
というような食事を終えて、
デザートタイミングに突入。
コーヒーゼリー、杏仁豆腐、コーヒー。
ソフトクリームもある。
最後はソフトクリームとバニラの白と黒で〆。
食べ終えて、お会計をするとき中国人っぽい店員さんが、
「バイキングとビール・・・・あ、ビール安いネー」と言われたのが妙に印象に残っている。
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