夜は更け、お腹は張り、夜をよちよち歩く。
祭りの後のような感じ。
情けない男でごめんよ、いつも泣かせたはずなのに。
どうしようかな、体重を減らす力がお腹の張りをなだらかにする力があるかわからないが、晩御飯前に入って以来本日2度目のお風呂に入ってしまおうと思った。
時刻21時半になると、正面出入り口が閉まるみたい。
お店の人がいなくなる。
だけど、宿泊客はその時間もお風呂入っていい、裏口から入っていいというシステム。
裏口入浴。
ガラガラ。更衣室へ。
お、貸し切り。
誰もいない。
体重計に乗る。
あ、ごはん前に比べて2kg近く増えている。
食べすぎだ単純に。
ガラガラガラガラ。
いよいよ入浴。
画像は神楽門前湯治村HPのhttp://www.toujimura.com/tennenradononsen.htmlより。
お風呂施設としては、大風呂・露天風呂・寝湯・サウナ・2階露天風呂・水風呂とある。
かけ湯をして、身体を流す。
1回目のお風呂で体をきちんと洗ったので2回目はざっと。
ざぶんと大風呂に浸かる。
ふぅいーーー。
ざばーと汗をかく。
湯気がもうもうと出ている。
お外に出る。
ストリーキングになったわけではなくて露天風呂に出る。
写真はまたHPより。
外気は3度くらい?気象予報士によると。
寒い、寒い、ボチャン。あったかい。
はふう。
お外の露天風呂は中の大風呂よりは湯温が低くぬるま湯と適湯の間くらい。
その分ずっと長く入ってられそう。
露天風呂いいなあ。
外むっちゃ寒いのにお風呂の中だけはあったかいって、世界に対して自然の厳しさに対してバリアーを張れているみたいで。
2階に。
サウナは(スタッフが去るから安全対策からか)正面入り口閉めるタイミングで一緒に閉鎖されてしまっている。
でも2Fの寝湯と露天は使える。
寝湯も露天も薬草湯になっており、この日はユズ。
柚子大国高知からきた身としては母の懐に抱かれて安心するくらいの高相性。
露天はジャグジー付き。
寒いのとあったかいのとブルブル刺激が来るのとで、鋭敏なムシマルの肌はてんやわんや。
寒気が歓喜を喚起するかんじ。
ふうー。
入り放題って言われるとついつい入ってしまいますね。
お風呂を出る。
もしお腹に余裕があれば部屋で炬燵で駄菓子を片手に晩酌をしようかと思っていたけれど、とてもそうはいかなかった。
寝る。
起きる。
翌7時半、もう一度風呂に入る。
あ!右と左が入れ替わっている!
正確には男湯と女湯が入れ替わっていた。
一日ごとなのか。
(朝風呂もすれば、左右どっちも楽しめるってわけか)
右っかわに進む。
全体は一緒か、でも露天風呂までの距離が違ったりと微妙なレイアウトの差。
新しい気持ちじゃぜ。
ふやけかねないムシマル。しずかちゃん並みにお風呂に入ってしまった。
しかし、いい湯だった。
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