ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

『いのししまつり in 大三島』というジビエ食べ合宿④モンハン焼き!いのししまつりはカーニバルな側面がでて肉をいただく

2017年02月15日 11時53分31秒 | イベント

チェックインを済ませてに戻ると、だいぶ準備ができていた。

命をいただく準備。

具体的には机と火力と野菜etc。

 

スタッフさん側(確認も含めて言うと、ナベさんマロさんタマさんケンさん)から、

みんなで調理してもらいますーとか、作りたい料理はありますかー?っていう呼びかけ。

 

その時ムシマルは(しまった、宿に置いてきたカバンにエプロンとか入っている。忘れた。)とかぽっけなことをして後悔しておりました。

 

まあいいか。

 

(あとそうかー、なんか考えていた方が良かったのか。)

イノシシ料理ってそもそもどんな料理があったんだっけ?

 

コロッケとかステーキとか?

今ムシマルはネットで振り返るとこんな料理があった。

 

しゅわんぼう(イノシシメンチカツの玉子とじ風)丼イノシシの野菜炒め丼イノシシのグリルイノシシの天ぷら、などである。

・・・・・・・・・・・・・こうして振り返ると、キャベツとかタマゴとか味噌と相性いいのかも。

 

肉。それは目の前にあった。眼前にあった。

(ああ、でももうちゃんと肉っぽくなっている。)

※昨年はもっと毛皮のついた形からの解体だったようです。

 

ここでイノシシ豆知識。

「大きい猪よりも小さい猪の方が。オスのイノシシよりもメスのイノシシの方が美味しいらしいです」

「お肉は赤身部分と脂部分が分かれています(牛でいうサシみたいにはなっていない)。」

「脂の部分をヨロイと言ったりもします」

へーー。


刃物が、中二心をくすぐってしまうが実用的なやつだ、解体用。


「ダマスカス鋼ですかー?」とかそんな専門会話が飛び交う。

 

 

「食材はこれだけあります。自由に作ってください」みたいなセリフ!

 

ムシマルは、クックパッド先生がいらっさらないと何もできないタイプ。

やべえどうしよう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

ムシマルの逡巡と韜晦は置いておいて。


ここからは、モンハン焼きにスポットを当てて書きます。

 

ナベさんがモンハン焼きをセットする。

「モンハン焼き」って、知らない方もいると思うので言うと

『モンスターハンター』というゲームに出てくる調理方法なのだ。

 

そのゲームでは「空腹度」みたいなステータスがあって、時間が経つと段々減り、最悪動けなくなる(死ぬ)ことがあるのです。

そこに、肉ですよ。

 

こんがり肉を焼くのです、ただアイテム消費で肉を食べるシーンが出るのではなく、火の上で肉を炙って焼くのです。

それも焼き加減によって美味しくできたりできなかったりするのです。

 

そのモンハン焼きが、今、ここに。

 

普段はこんなことやらないようす。

あくまでここはであるからして。

 

しかし、見事に焼かれていく肉。

シンプルに肉をぶっさして、回す。その肉汁のメリーゴーランドに思わず白馬に乗ったようになる(主語は不明)。

 

グルン、ゴワン。

 

脂が滴っている。

 

うわー、なんですかね。

テレビカメラも、ここがシャッターチャンスとばかりに映す(動画を)。

 

 

 

しゃきーー、じゃぐじゃぐ。

肉を削いでいる?

 

なるほど焼けた部位を切り取っていくのか。

そうしないといつまでたってもなかなか中心に火が通らないのだ。

ケバブだっけ?なんかぐるぐるするトルコ料理に近い。

 

(そうだったのか、モンハン焼きってトルコ料理だったんだ)

たぶん違う。

 

で、イノシシ肉なんですが、なんか脂部分と赤身っぽい部分がくっきり分かれている。

分かたれている。

 

「牛のサシとは違うんです、こういう分かれ方のが自然です」みたいなことを言っていたような気がしますナベさんが。

 

 

 

 

 

肉を焼くムシマル。

正確には「肉刺し棒を回す」ムシマルといったところ。

 

ああ、今は私はモンスターハンター。

そんな気持ちに充ち溢れていたかというと、そうではなかった。

実際のところムシマルは何も狩っていないから。

 

回すのに従って、ナベさんが脂を落としたり、焼けた部分を削いだり。


その、一部。

 

 ひょいぱく。

 

熱いし、おいしい!

臭みはない。豚に近いけれどどこか違う。脂がなんだかポークとちがうような気がします。

ぎにっとしてからのジュジュジュ。

ハッとしてグッド。

軽く塩コショウやワサビでのモンハン焼きイノシシが、とても臓腑に染み渡る。

 

で、あとヨロイって言っていた意味が少しわかったというか。

よく「脂がとろける」という表現があるけれどもこの脂はとろけない。


がしっと噛みしめられる脂肪。このあれなら、防御力としてじゅうぶんな「ヨロイ」と呼ぶことができるかもしれない。


誰か(ウッドジョブの方)が言う、「いろいろ料理あるけれど、このシンプルに焼いた肉が一番うまい説がある」

本当にそうです。そうなんです。

 

スタッフのおひとりケンさんはいろんな食べ方を奨めてくださる「これ、お肉にハチミツをかけてみてください」とか。

ええーって少し思ったけれどなんか最近ピザにハチミツかけたりもするしなーと考え直していただくと、全然損なわず美味しい。

 

もともとイノシシ焼き肉単体も、その身に宿す脂のせいか甘く感じているのですが、なお強調される。

逆説的にあまい。

反語くらい逆に強調して美味しい。

うまくないわけがあろうか、いや、ない。

 

そして、いろいろあって焼き尽くす食べつくす。

 

 

 

最終的にモンハン焼いていたところで、お餅が焼かれておりました。

 

 

 

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