小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

小水力発電を、考える

2012年04月03日 | 社会戯評
自然再生エネルギーの一日も早い開発・実施が、望まれて止まないが、長野県では、メガソーラーや、太陽光・風力発電、地熱発電、或いは、潮流・波力発電などと並んで、小さな設備投資で、且つ、天候に左右されずに、設置できる「小水力発電所」が、今、改めて、注目されているらしい。既存の農業用水や水道管の中まで、一定程度の安定した「水量と落差」があれば、設置条件に応じて、4種類の水車から、最適なものを選んで、設置可能であると、、、、、、。流体学を研究している信州大学を中心にして、メーカー各社が、現在、協同で、研究開発しているそうである。大規模な設備投資を伴わず、あるがままの自然の立地を生かして、超小型水力発電装置を設置出来れば、むろん、発・送電の分離や、電力選択制、複雑な水利権という問題等は、まだ、残っているが、こういう分野にこそ、成長戦略の核を据えるべきである。県内では、有力な場所だけでも、長野県には、1600ヶ所もあるそうである。新潟県・富山県・群馬県・福島県も、大変有望で、潜在的な立地の可能性が、十分見込まれるとされているが、、、、、、。PPS (特定規模電気事業者)も、積極的に、地方の首長とも、協同で、参入を積極化してもらいたいものである。いずれにせよ、出来るところから、一日も早く、始めることが、肝要であろう。日本人は、先人同様に、知恵と頭脳を働かせる以外に、生き延びる手立ては見つからないのであるから、、、、、、。