小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

一寸気になるCMと振り付け師の存在:

2013年09月07日 | 映画・テレビ批評
一寸気になるCMと振り付け師の存在:
竹本ピアノ、大和ハウス・ベトナム篇、グリコ・ポッキー、ボート・レース競艇、等のCMには、どうやら、CMのこれまでの特徴である「メッセージ性」に加えて、「画像の動き」が、視聴者の記憶に残るように、踊りの振り付けを、重視した新しい試みがなされていると云われている。踊りそのものが、CMタレントの個性と潜在的な可能性や新境地を切り拓くきっかけとなったり、或いは、ダンスそれ自体が、メッセージ性、コミュニケーションそのものになるそうである。そうして、CMを見てみると成る程、面白いものである。往年のアイドルだったウィンクの無表情な素人っぽい歌い方に、2人別々の仕草をつけて、謳わせたのをブレイクのきっかけとして、踊りの振り付け師が、CMの分野にも、その活動範囲を拡げる結果になったというではないか?自由に、身体をくねらせて、縦横無尽に、踊れることはおおいに羨ましい限りである。とりわけ、リズム感がなくて、おまけに、ステップを踏めば、手と脚が、バラバラになることは、エアロビクスの教室で、体験済みである。この頃の小学生は、学校でも音楽以外に、ダンスが、教科の一つにもなるそうであるから、大変なことである。タレントも、歌って、踊って、演技してと大変な時代になってしまったものである。我々の若いときには、舞踏を志す者は、なかなか、バレーのダンサー以外には、アングラの世界に、埋没するマイナリティーの前衛家しか、余り記憶がないが、今や、コミュニケーションの一つの手段として、身体の不自由な人々にも、車椅子ダンスではないが、様々なジャンルで、拡がりをみせていることは、実に、すばらしいことではないだろうか?CMにも、今後は、歌ではないが、作曲・作詞、誰々だけでなくて、振り付け誰々と明示してもらえれば、より親近感が湧くような気もしないではないが、、、、、、。如何がなものだろうか?今度、見るときには、タレントの仕草に注目である。