喪中葉書の変化にみる時代:
毎年、11月末から12月掛けては、喪中葉書が、次々と、舞い込んでくる。昔は、友人達からの喪中葉書は、両親が、中心で、それも、60代やら、70代やらが、多いような気がするが、最近のそれは、90代やら、100歳間近で、亡くなってしまったとか、介護から解放されたとか、長寿社会を反映してなのだろうか、何とも、時代を感じるものである。もっとも、両親などの場合には、それはそれで、順番だからとまぁ、納得(?)は、されようが、昨今では、これが、両親、伯父伯母から、徐々に、兄弟や、姉妹、連れ合いだったり、更には、子供や、娘婿だったりと、誠に、自分よりも、ずっと、若い人達の訃報をしたためられると、誠に、心痛いものがある。もっとも、友人達の何人かは、お中元の品を贈ると、必ず、筆まめに、御礼や時候の挨拶を、返してきていたのに、突然、ぷっつりと、返事も来なくなると、おおいに、病状が心配になるところである。誠に、ゆったりとした時間があって、それなりのお金に、困らず、健康で、家族の問題や介護の問題がないなどということは、一生のうちで、そんな条件が揃った時が来ることがあるのであろうか?いつも、喪中葉書を受け取る頃には、色々と、考え込んでしまうものである。そろそろ、年賀葉書の準備をしなければならない時期が、又、やってくることになる。