小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

マネー・ミュールやビット・コインという罠:

2014年02月13日 | 社会戯評
マネー・ミュールやビット・コインという罠:
マネーロンダリングという言葉は、これまでも、分かってはいたものの、又、新手のマネーロンダリング手法として、マネー・ミュールという手法が、出て来たらしい。しかも、他人のネット口座から、不正に、詐取したお金を、これ又、お金に困った人間を使って、振り込み海外送金させ、しかも、銀行口座ではなくて、指定された資金移動業者という組織を使用して、謂わば、出し子として、手数料を支払った上で、犯罪に荷担させるという手口だそうである。それにしても、ターゲットを決めたウィルス攻撃やサイバー攻撃ではなくて、カネに困った人間を標的に、或いは、ある程度、PC操作に慣れた人間を標的にして、美味しい話で誘い出した上で、自分は、一切の痕跡を消去して、お金だけを海外で、受け取るというものだそうである。考えてみれば、そんなに、自分の個人情報を提供した上で、濡れ手に粟式の美味しい話があるはずがないわけであるが、そこは、お金に困っ手いる人間は、そういうわけにはゆかぬ訳なのであろうか?何とも、ネット・バンキングも、穏やかではない。こまめに、自分の口座の残高をチェックしておかなければ駄目なようである。フィッシング詐欺などは、まだ、子供だましのようなものなのであるのかも知れない。それにしても、横浜銀行のネット・バンキングの口座残金の抜き取りにみられるように、その富士通子会社のシステム担当部長による詐取など、全く、枕を高くして、ゆっくりと寝られない雲行きである。メールに、訳の分からぬ登録していないメール・アドレスから、写真やら、リクルートの案内などが来る度に、思い切って、すべて削除することにしているものの、最近では、iPhoneから、写真を直接、送られてくるので、発信者を登録していないと、危なくて仕方ない。いやはや、犯罪の進化は、すさまじい勢いがあることに改めて、驚かざるを得ない。それにしても、マネーロンダリングなどに、関係無い人間にも容赦なく、犯罪の魔手は、襲ってくるものなのでることは事実であろうことを再認識しておかなければならないのであろう。ビット・コインだとか、仮想の世界の通貨と現実の世界での通貨との交換性を利用した国際犯罪組織による巧妙なマネー・ロンダーリングといい、自分の世界とは、一軒無縁な世界に思えるところで、実際には、既に事態は、別の方向へ動き出していることに驚かざるを得ないのが、現実なのであろうか?ややこしいメールが、スクリーニングで、削除ボックスに入る度に、口座の残金を確認して置かなければならないのか?全く、困ったものである。利便性とは裏腹に、全く、手間がかかること夥しい。



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