過日、自民党古賀誠党選挙対策委員長が苫来し講演したことが、地元紙で報道され、また北海道の1区、4区の小選挙区予定候補の発表がTV報道されたことで、市民のなかにも「総選挙が近づいている」という認識を持ち始めています。私も、この間訪問すると開口一番に聞かれるのは「何故、原油高騰が続くのか?一体政府は我々市民生活をどのように見ているのか?政治家は庶民生活の感覚が麻痺している。今度こそ共産党には頑張って、大きくなってほしい・・・」と矢継ぎ早に生活苦の話が止まりません。雇用不安、医療・介護、年金、灯油・ガソリンなど生活に密着する問題、そして建設・土木、農業、漁業、運輸業界などの原油高騰問題など、高齢者をはじめ、若年層、壮年層などすべての世代に「生活苦」が広がっています。私がとやかく情勢を語らなくても、一番わっているのは国民です。それだけに、今度は「頼まれたから・・・」など人からの誘いではなく、自らの判断で「審判を下したい」と共通した声が出ています。
ところで渡辺議員、「何故、原油高騰が長期化しているの?」という素朴な質問が出されました。その元凶がわらないと言うのです。「元凶は投機マネーなんです」と説明すると、「難しい話なんですネ。それなら我々には良くわからないはずだわ」と説明を求められました。
今、投機マネーを操る米国の金融界では最高経営者への「ボーナスに77億円も払う」ほどの暴利が・・・。早速、8/24付しんぶん赤旗の日曜版を見本に見せると、「こんなに詳しく書いてあるのなら、読んでみるネ」と政治への意識が大きく変わってきています。隣にいた奥さんが「私の周りに(政治に対し)文句は言うんだけれど、そういう人に限って選挙に行っていないのよ!とにかく政治をかえるには例え『1票』でも行使することが大事よ」と言っているの。とにかく頑張ってと激励されました。