こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

日々の活動を書き込みしています。
ご意見や要望などをお寄せください!
お待ちしています。

米海軍艦船フォードの寄港中止決定

2008年08月27日 22時52分26秒 | インポート

 今日は、朝から忙しい1日でした。朝から降り出した雨の中、傘を差しながらのウォーキング。普段なら1時間歩くのですが、さすがに35分程度で止めました。結局1万歩に届かず残念でした。


 午前10時から市長招集の「会派代表者会議」が招集されました。議題は米海軍ミサイルフリゲート艦「フォード」寄港受入れの経過報告でした。新しい内容はなく、あえて聞かなくても承知している範囲だけに、「非公開」の場である「代表者会議」でしたが、市長から「何かありますか?」との問いに、私は挙手し「私たち党市議団が寄港容認撤回の申入れをしたさい、議会対応は9月の総合開発特別委員会で経過報告をする」と回答していながら、その日の夕方に27日に「会派代表者会議」を招集した経過。さらに、以前の米軍再編に関わる千歳基地訓練移転の協定書締結時の議会軽視の経過を、今度も同じことを繰り返している姿勢に」ついて質しました。市長は「議会ルールについて十分理解していなかった。今後検討したい」と反省の弁を述べましたが、新風の田村代表、民主党の小林代表からも厳しい指摘を受けていました。

 ところが、事態は急変。午後430分ごろから「フォードの入港がキャンセル」との情報が飛び交い、結果的に午後8時に中野副市長らが記者発表し「際に在日米軍から苫小牧港長を通じて寄港中止する」との通知があったことのFAXが午後808分に自宅に届きました。寄港中止になった理由は明らかにされていませんが、「商業港に米艦船の入港をさせない」と言う取組みが、例え米海軍の都合と言え「中止」になったことは大きな成果です。1991年のブルーリッジを思い出します。

 でも、市長の受入れ容認姿勢、さらに一日延長も容認する姿勢は「まさに米国いいなり」であり「市民の安全・安心を守る」市長の姿勢は許すことは出来ません。非核平和都市条例制定の意義を再度検証する必要があると思います。地方自治体の首長が国防論を持ち出すのであれば、地方自治権の存在は否定されます。同時に市民の憲法である「非核平和都市条例」が生かされなくなります。決断の速さより、慎重な対応こそ、今回の事例が教えていると思います。