昨日から今日にかけてハードな日々を過ごしました。(◎-◎;)
昨日は、平和大行進の山口逸郎さんら平和行進苫小牧実行委員会(時の人:工藤良一副会長)らと一緒に、西野茂樹議長、中野裕隆副市長、和野幸夫教育長と対談しま した。(和野教育長との懇談:添付写真)平和行進は白老町へ。今月いっぱいは太平洋沿線を歩いて函館へ。そして6月1日からは青森から東京へ(太平洋側)80日間かけて歩く予定です。健康に気をつけてください。(○_○)
さて、今日の午後から、刑法で禁じているカジノ(賭博)を中心とした統合型リゾート(IR)施設の整備を目的とした法案の国会審議がもくろまれているなか、「カジノ誘致に反対する苫小牧市民の会(仮称)準備会」主催の“カジノ問題を考える学習会”を開きました。「カジノ誘致に反対する小樽市民の会」共同代表の結城洋 一郎・小樽商科大学名誉教授(憲法学)が講演し、市民ら約100人が参加しました。(添付写真)主催者もびっくり・・・。\(◎o◎)/!
岩倉博文苫小牧市長は昨年12月の定例議会では、「外国人観光客の誘致や雇用の創出といった経済的効果が期待できる」としてカジノを含むIR誘致に積極的な答弁をし、また道に苫小牧商工会議所会頭と連名で要請、4月末には韓国視察しています。
苫小牧市民の会(仮称)世話人の工藤良一・苫小牧地区労連議長は「先頃、岩倉市長は、IR誘致に反対する作為的なキャンペーをする政治的な動きがあるとブログで記していますが、本当にきちんとした良質な雇用をうみ、経済的効果が期待できるのか学んでいきたい」と開会のあいさつをしました。
結城さんは、カジノ法案の概要を解明し、「法律は特定複合観光施設整備としているが、カジノがなければIRにならないし、IRはバクチ・カジノ推進法。怪しげで、ひどい法律です」と断言。カジノが行われているラスベガスや韓国、マカオの現実を紹介し、「賭博場の誘致は暴力団を引き寄せ、街は殺伐と変容していきます。健全な人は街を離れ、人口の移動や産業の衰退などは必然」と指摘しました。
結城さんは、「推進者はカジノが問題ないのならば、まずもって賭博全体の合法化を主張すべきです。バクチから派生するさまざまな問題を社会に押しつけ、誘致した人が責任を取ったためしはありません。原発も同様です」とカジノの弊害を語りました。苫小牧市民の会(仮称)事務局の小形尚子さん(元養護教諭)は、現在会の呼びかけ人が10人を超えていることを報告、大人の責任で「どんな街を子どもたちに残すのか」という趣旨でこの運動に取り組み、賛同を訴えました。参加者からは、「カジノは断固反対です」(40代女性)、「パチンコに依存している人を知っています。人の心は弱い者ですから、そこにつけこんだ巨大産業は許せません。原発も同じです」(60代女性)「カジノは絶対ダメなことがわかりました。岩倉市長にも聞かせてやりたい」などの感想が・・・。これからの苫小牧のまちづくりを考えると市長選の争点になりますネ!当面は東京、大阪、九州地域。そのあとは北海道・・・。有力地域は函館市、小樽市、そして苫小牧?絶対に阻止しなければ!