こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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敬老の日に思うこと!

2011年09月19日 17時23分57秒 | インポート

 今日は“敬老の日”ですが、我が町内会では9月10日に開催されました。20年間毎年出席していましたが、今回は喪中のため欠席しました。

 町内会では、毎年市内のイベントホールで町内会福祉部が企画していますが、75歳以上のお年寄りが対象とは言え、120130人の方々が元気に出席し、楽しい1日を過ごしています。きっと、今年も・・・。我が家でも毎年楽しみにしていた母も逝去し敬老会は出来なくなりました。

 過日の市議会で敬老会への助成金が取り上げられました。苫小牧市では、一人3.000円の助成金を出していますが、高齢化社会の進展も加わって“行政改革”の名のもとで70歳以上の対象者を年々延長して、現在の“75歳以上”となった経緯があります。(公的年金の支給年齢の引き上げと同じですネ?!)

 今回はさらに、他都市との助成額の比較を理由に、助成額を一人当たり1.000円に見直しする方向が打ち出されました。

 ある市民から「これまでのような町内会単位での“敬老会”を企画すると助成金1.000円では出来ない。町内会負担が大きくなるので大変・・・。」など“敬老会のあり方”に対する心配の声が出されました。

 そもそも論で議論すると“敬老会”の主催者は市でした。ところが、対象者の増加等で市民会館では難しいので、各町内会に委託するようになりました。いつしか、市(理事者)から出席する方は来賓扱いとなってきました。

 財政面から従来の方式で議論すると対象年齢の引き上げが出てきますが、そうなると出席する人に支障がきたします。助成金を減額すると、主催する町内会は困ります。どのような方向性が一番良い結果を生むのでしょうか?

 前出の方から「渡辺議員はどう考えますか?」と聞かれました。私は、「仮に助成額が減額されれば、従前のような“敬老会”を企画するのは難しくなるでしょう。他都市並に助成するとなれば、市が直接、対象者に地域経済の活性化も含めて市内のどこの店でも活用できる“商品券”を送る方法もひとつの案と考えます」と答えました。が、それが本当に“敬老の日”の祝いになるのか否か、難しい問題です。

 これから、もっと高齢化が進みます。1年12ヶ月で9月だけを敬うのではなく、年間を通してお年寄りを大切にする政治が大切ですネ。

 野田政権は、震災復興財源に消費税増税を打ち出していますが、これはまさに“高齢者いじめ”であり、被災救援とも逆行する施策であり、絶対に許してはなりません。


核兵器・原発ゼロをめざして!

2011年09月17日 21時01分49秒 | インポート

 昨日、9月定例議会が終わりました。色々と議会運営に関わる諸問題が発生し“空転”することがありましたが、最終的に議論を尽くし結論を出したことは大きな成果と思います。

 早速ですが、9月21日(水)午後6時半から2回目となります党市議団主催の“議会報告会”を市民会館205号室で行います。(参会者全員に報告書を渡します)ぜひ、ご参加ください。

 私の大先輩が“喜寿”を迎えました。昨夜は有志で“お祝い会”を行いましたが、色々なお話を聞けて大変勉強になりました。

 今日は、午前10時から市役所西側の広場で「脱原発・自然エネルギーをすすめる苫小牧の会」主催の緊急集会に参加しました。9時頃までは曇り空でしたが、集会前から雨模様の悪天候となりましたが、集会には傘持参で67人が参加しました。日本共産党道委員会副委員長の畠山和也氏が連帯挨拶し、北電泊原発の稼働に至る“やらせメール”などの内部告発を紹介しながら、福島原発によって地元での避難所生活をされている方も北海道などへやむなく避難されてきた方も辛い気持ちで暮らしている実態をリアルに報告。「マスコミや他党にも通報手段があるなかで、日本共産党に内部告発が寄せられたのは、一貫して原発の安全神話を否定し、反対してきた党への信頼の証。道民の泊原発再稼働の反対を願う人々と連帯し、共同の運動を広げる」との決意に(そうだ!の発言あり)大きな拍手が寄られました。

 夜は、2011年原水爆禁止世界大会(長崎大会)の代表団による「報告集会」に主催者(苫小牧原水協副理事長)の一人として参加。集会には、悪天候のなか26人が参加して頂きました。ありがとうございます。

 大会期間中に想定外の問題が発生したようですが、代表団(5人)は同世界大会の成功のために奮闘した様子が“自分の言葉”で報告され印象に残る内容でしCimg0008た。参加者との交流では、「正直、なかなか(過去の集会に)参加出来なかったが、“若い世代”の方々が立派に平和の運動を継承してくれて安心しました」、「今回の報告集会は最高でした・・・」など核兵器廃絶の運動の重要性が強調された内容で、(5人の報告に)感動しました。

 今日は、午前、そして夜と共通するキーワード=“核”問題で 勉強した1日でした。みなさんと力合わせて「原発ゼロ」、「核兵器ゼロ」をめざして頑張ります!


正確な情報をより早く!

2011年09月15日 23時13分47秒 | インポート

 今日は亡くなった母の”二七日”でしたので、朝からしっかりお参りしました。

 今日の夜、(定例の)会合に久々に参加しました。その席上、「渡辺議員が参加していますので、ひとつお伺いします」と想定外の質問が私にふられました。「私は●●町に住んでいますが、津波が襲ってきたときは大丈夫なのでしょうか?」と聞かれました。偶然ですが、今日の議会は「安全・安心のまちづくりに関する特別委員会」(今年5月に発足)が開催され、私も委員のメンバーですが、理事者側から作成したばかりの「苫小牧市標高図」が資料として配付されました。※“標高とは”苫小牧市の海面の平均水面0㍍を基本に示した数値

 早速、●●町の方に「この資料では6.8㍍という数値です」と説明すると、「そうした資料は全戸に配布されるのですか」と自分の住んでいる所の標高値を知りたがっている姿勢が明らかでした。他の方々も「自分のところは・・・」と会合が終わった後でも説明を求められました。

 北光町の方から「私のところは大津波警報時の避難所に指定されているが、(老朽化しているので)学校が耐えられるのか。そんなところを避難所に指定するは理解出来ない」と率直な意見が出されました。確かに北光小の標高値は6.8㍍ですから、7㍍以上の大津波では数値的には安全とは言えません。市内で一番の人口急増のウトナイ団地周辺は、“4.5㍍~5.0㍍”ですから、ウトナイ小学校の校舎の高さによって避難所として対応出来るのか?疑問です。近くを走る日高自動車道が8.2㍍ですから高台と言えばそこが一番です。特に、勇払海岸付近では1.5㍍~4㍍と低い地域です。問題なのは、自分の住んでいる場所の標高値をしっかり知ることです。行政も早くその情報を発信することが必要です。

 今日の委員会質疑で私は、「市内の小・中学校の避難訓練の実態と校舎の屋上対応」について質問しました。現時点では、38校中“津波”避難訓練を実施した学校は18校という状況です。「市教委が正確な指示を出して対応すべき」と質問しましたが、「文書では指示していないが、校長会で口頭指示をしている」との答弁。それなら何故、全校が実施していないのか疑問です。

 ちなみに私の住んでいるところは“標高”22.8㍍ということが判りましたが、密集した住宅街には“有珠川”がありますから、大津波が発生した場合は“安全”とは言えません。今議会では津波対策として標高図のバンフレットと掲示版を設置する補正予算が全会派一致で可決しましたが、まだまだ安全・安心なまちづくりには課題が山積しています。

 同委員会では、11月中旬に岩手県宮古市と神戸市を視察することを決めました。これからのまちづくりを奨める上でしっかり被災地から学ぶ姿勢が行政も議会も大切です。


ひさびさの登壇!

2011年09月13日 23時50分49秒 | インポート

 今日で9月定例議会の一般質問(18人)が終わりました。会派を代表して冨岡隆議員と小野寺幸恵議員が登壇。それぞれの角度から防災対策、ごみ有料化問題など“まちづくり”について議論されました、が議会運営に関わる点での反省点もしっかり総括しなければならないと思います。

 一般質問のあと、補正予算の審議があり、今議会はじめて本会議で登壇し質問しました。私の質問は、市営住宅の有料駐車場の管理運営に関わる「指定管理者」の取り扱いを提案させて頂きました。と言うのは、議案の提案が名ばかりの「指定管理者」で、市営住宅の有料駐車場は今から19年前に導入されました。駐車場を舗装化し、利用者には月2.000円の駐車料金を徴収。その利用者も含め団地ごとに“ドライバー組合”をつくり管理運営を委託していました。その後(6年前)、指定管理者制度の導入をきっかけに、委託から指定管理に変更した経緯があります。今回の補正予算では、新たに勇払団地に有料駐車場を設置したことから、10ヶ所目の指定管理者に伴う予算が提案されました。私は、「9年前から同じ内容で委託事業を行っているのに、(市営住宅駐車場の管理運営が)指定管理者に馴染むのか?むしろ指定管理者にすることで、担当課の事務業務の煩雑になり、行政改革に逆行するのでは?2年後の更新時から随意契約(特命委託)に切り換えるべき」と提案しました。市長は、「(指定管理者には)色々なタイプがあるが、議員ご指摘の件については、内部で十分検討し、もっと理論武装して対応したい」と答えました。私の質問を聞いていた他の会派の議員からも「あれはおかしい・・・」、「改善は必要・・・」、「指定管理者の意味が良く判りました・・・」などの声が届きました。

 さて、前回からスタートした定例議会ごとの「議会報告会」ですが、今回は9月21日(水)午後6時半から市民会館205号室で行います。

 一般質問をした冨岡隆議員と小野寺幸恵議員を中心に、4人が揃って報告します。ぜひ、参加してください。

 明日からは、各常任委員会、特別委員会、議会改革に関する検討会など金曜日の日程で審議します。

 国会では臨時国会が今日からはじまりましたが、震災復興・原発問題、円高対策など重要案件があるのに、(事情があるとは言え)審議日程が僅か4日間とは驚きですネ。


同時多発テロから10年目を迎えて!

2011年09月11日 19時22分53秒 | インポート

 味覚の秋ですネ!我が家の狭い裏庭にあった“いちご畑”にコンポストを設置し、3年間が経過しました。土が改良され春先に“種いも”を植えたところ順調に生育し、大小の差はありましたが149個のじゃがいもが収穫出来ました。早速、子どもの頃に良く食べた“蒸かしいも”で昼食を満喫。塩とバターをつけた味は最高でした。

 畑仕事が大好きだった母の仮仏壇にもお供えしたところです。きっと喜んでくれたと思います。当分、買わなくても済みそうですが、これから毎日の料理に“じゃがいも”では飽きてしまうかも・・・。

 今日は、2001年の米「同時多発テロ」から10年目を迎えました。この間、米政権は“対テロ戦争”(アフガン、イラク戦争)を強行し多くの犠牲者(兵士や民間人を含め約22万人超)を生み、780万人の難民をつくり出しました。この10年間に米国が使った戦費は4兆㌦(約310兆円)。まさに米国経済を圧迫しています。それでも“誤り”を認めていませんし、未だにテロ撲滅に至っていません。

 野田政権のもと前原民主党政調会長は訪米して、自衛隊の海外派兵をした場合の“武器使用基準を緩和”する発言を行いました。海外派兵だけでも明らかな憲法違反なのに、自・公政権時の「対テロ戦争」に加担させた自衛隊に今度は武器使用まで認めるのは、(国際協力によるテロ撲滅という)世界の流れに逆行していると私は考えます。原発推進、そして米国依存の体質を変えない政権では、国民の期待に応える資格はありません。