里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

蝋梅が咲き始めました

2020-12-13 17:04:28 | 初冬

 家の前の土手を回り込んだら ふわっと良い香りがしてきました。蝋梅です。

 未だ葉っぱが散ってないので あんまり目立たなかったんですが、一杯の蕾が開き始めてます。

  

 ここでは冬の始めの花になってますが 長瀞みたいに春の先触れの方が この花に合ってるかも。

 藪椿も たった1輪ですが 咲きました。裏の山からここに持って来てもう十何年、大木になり 蕾が沢山着いてます。この花も雪を被っている方が風情があるんですが、

 枇杷の花はいまがさかりです。蜂や虻が集まってます。蜜をくれる花が少ない時期には貴重なご馳走なんでしょう。

 

 豆は小糸在来を半分位落としました。晴れた日が3日も続いてくれれば 簡単に済む作業です。が 晴れが続きません。雨に濡れると莢が弾けないんで 簡単には剥けないので 困りもの。それでも何とか5キロばかりは落としました。その豆殻です。

 黒豆は中々上がりません。莢の中の豆は未だ赤っぽいのが多く、硬く黒くなってないんです。葉っぱも緑で枯れてないんです。Kさんによると 年明けまでかかるらしい。でも お節の黒豆は何とか確保したいんで 半分以上硬くなった莢になった株は抜いて稲架に掛け始めました。

  

 抜き始めて判ったんですが、山鳩の奴が莢を突いて 豆を食ってました。そう言えば 畑に入った時、何羽かの鳩が逃げて行ったっけ。

 

 貴重な黒豆を鳩めに食われては堪らないんで、早過ぎるんですが もう抜くことにしました。

 畑に残った獅子唐辛子がこんなに綺麗な 朱い唐辛子になりました。種を採る事にします。

 菜っ葉類はこんな具合です。3回目の白菜も巻き始め、小松菜は伸び過ぎてます。大根もでかくなり過ぎです。

  

 南房総は水不足と言ってます。確かに流れる程の雨はありません。が やっと濡れる程の雨が 3日に空けず降って、野菜は伸び過ぎても 水瓶には溜まらないんです。これも天災の一種かな、

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長芋を掘りました

2020-12-07 15:28:12 | 初冬

 今朝は冷えました。車はびっしょり、霜までにはなりませんでしたが 車の中に置きっぱなしのカメラのレンズが曇って 温まるまで時間が掛りました。

 稲架の豆も濡れて 落とせないんで、長芋を掘ることに。今年は種芋が少しだけだったんで 収穫も少ない。

 それでも 一番長いのはガイドに敷いた雨樋を切った長さいっぱいになったのも有りました。3尺は越えたか。 

 

 小さいのは 零余子を落としていたもので 来年の種芋になります。今年も零余子が落ちていたんで 掘って樋を退かした後に 埋めて置きました。

 来春 芽を出したら 樋の畝に植え直します。

 小鳥が蒔いてくれた 万両の実が真っ赤になりました。庭のあっちこっちに 生えて来るんですが 刈払い機で殆どの株は刈られます。

 

 端っこの方とか 樹の傍なんかで刈り残されたのが何本か こうなります。

 

 ヒヨやジョウビタキなんかに啄まれるまでの間、弱くなった お日さんに 真っ赤な実を光らせてます。

 畑は大根が大きくなり過ぎてます。Kさんも ”分けてやるんだが こんなにでっかくなって 何本もは貰ってくれん”。”皆食わなくなったからと こぼしあってます。

 葉物も良く育ち、食べきれなくなってます。豆は黒豆の上がるのを待ってますが、まだ2週間はかかりそうです。小糸在来もあと半分は 稲架の上、来週は落とし終えたいもんです。

 白菜の漬けたのが 良い味になり、沢庵は水が上がって来ました。冬のご馳走が 良い味になって来ます。

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蚕豆と豌豆の芽が出て 冬迎えです

2020-11-16 16:22:42 | 初冬

 種蒔きの殿、蚕豆が芽を出して来ました。畑仲間のKさんやMさんは 苗を作って移植するやり方ですが、移植作業の腰の負担を避けようと 直播にしました。

 蒔いた時 Kさんには テグスを張って置かんと カラスに悪戯され 抜かれるぞ!とは言われてました。 

 畝に蒔いておいた分は やっぱり かなり カラスに引き抜かれました。抜かれて直ぐに見つけたんで 根が乾かない内に埋め戻し、被害は少なく済みました。 

 カラスに穿られ引き抜かれる分を考えて、余蒔きしておいた分も芽が出てます。 

 同時に蒔いた豌豆も3種 芽が出て来ました。スナップ豌豆が早生と晩生2種にグリーンピースです。これから寒くなって、霜が降りるようになると ヒヨに食われてしまうんで ネットを掛けます。

 大豆は莢が枯れ色になってきて 来週には抜いて稲架に掛けるようです。これは丸大豆、向こうの畑に黒豆と青豆、それに地の種類の小糸在来があります。

 

 去年は種も採れない大失敗だったんで、リベンジ出来そうです。家の豆で 味噌が仕込めそうです。

 小豆は自家用には余る程採れました。今年は豆が上手く行きました。

 大根がもう抜けます。来週には沢庵用に干せます。沢庵用と言っても 前のように 50本以上も干す事はもうありません。老夫婦で食べる分なんで 20本も有れば余ります。

 

 菜っ葉類は一寸早過ぎたようです。小松菜がこんなに育ってしまいました。年末用にと作ったんですが 温かさとちょうど良いお湿りで 育ち過ぎです。Yさんが遅く蒔いてたんで 年越し蕎麦用は分けてもらいますかな。

 ネットの中の 白菜は食べ始めました。いよいよ鍋の季節が近づいてきました。

 前庭の枇杷が花一杯です。ハクビシンに負けず 何とか収穫したいんで、向いのOさんと相談して 対抗策を講ずる積りです。

 高く伸びたのに 倒れてしまった皇帝ダリアがお辞儀しながら咲きました。土下座かな、

 暮の花続きですが 山茶花です。一杯着いた蕾の先が朱く見えてきてましたが、いくつか咲いてきました。

  

 昨日は 今年最後の道掃除、草刈りでした。村の大きな行事はもうありません。道の山側、山の木が大きく枝を伸ばしていたのを 高所作業車を借りて来て、皆で切って落としたり、倒れると電線に当たる様な木は切り倒したり、大仕事の1日でした。

 直に霜が降りるようになります。菜っ葉や大根、蕪なんかは 霜をくうと旨くなります。そっちは楽しみですが、寒いのはいい加減で終わってもらいたいもんです。

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大根を干しました

2018-12-07 20:29:56 | 初冬
 大根を抜いて来て 干しました。暖かい所為で 育ち過ぎ気味です。
 昔みたいに 良く干して歯応えの有る沢庵は きつくなってきましたんで、干すのはそこそこにして 太い奴は割って漬ける事にします。

 抜いてきた中に 虫、多分 夜盗虫、に食われ穴があけられたのが有りました。勿体無いんで 煮たりして食べます。こんなに温かいと このように 虫に食われた痕はすぐに腐り始めます。
 育ちが良い大根は 煮ると軟らかく 美味いんです。おでん、ブリ大根、等等、温まる料理が楽しめます。  
 
 葱も良く育ちました。土の被せ方が足りなかったんで 白い所は一寸と言うより かなり短く出来てしまいましたが 太さは中々のものです。これも軟らかく甘く出来ました。

 驚いた事に 春に駒を打った椎茸の榾木から 立派な椎茸が生えて来ました。こんな事は初めてです。
 これまでは 春に駒を打つと 翌々年の秋から生えて来てました。手に入れた菌が進んだのか 気候がおかしいんで 菌が驚いたのか、どうなんでしょうか。焼いて食べましたが 良い味でした。
 
 その代わり ナメコは出が悪い。こんなに少ししか出ないのも初めてです。寒さが来て 霜でも降りたら 出て来るかも知れませんね。
 
 畑は作物も草も寒さが来ない所為で 育ちは良好です。玉葱や豌豆は霜に痛めつけられないんで こんな具合です。いつもの年なら 霜で持ち上げられて 何本かは抜かれてしまう玉葱は この分では、霜が來るまでにしっかり根を張ってくれそうです。
  
 畑から山の林の方は こんな具合です。鶯はすぐそこの藪で忙しなく笹鳴きをしながら動き回ってます。雉は藪で羽音で脅かしていたり、モズもヒヨも煩い事。林の梢には メジロにガラやエナガなんかが群れて行ったり来たり。

 温かく湿気も有る所為で 豆が仕上がりません。Yさんの豆もこんな具合で、未だ葉が落ちきっててくれません。来週に予約した豆の脱穀機が來るのに 気の急くことです。 


 畑仕事は一寸手が抜けます。家の周りを片付けます。お正月も近いし、
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初霜

2017-11-25 16:06:29 | 初冬
 初霜が来てました。あんなに草を押し退けて 葉を伸ばしていたヤム芋が一晩で こんなに枯れてしまいました。蔓を手繰ってでないと 何が植わって居たかわからないようになりました。
 こうなったら この先の冷え込みで 芋が傷まない内に掘らないと 腐らせてしまいます。今年はKさんが余した種芋を沢山貰って植えたんで、掘りでがあります。
 
 秋のじゃが芋も 霜で焼けてしまいました。こいつは寒さに強いんで 次にゆっくり掘ります。

 さつま芋の蔓も焼けてます。先週殆ど掘ってしまって、積んどいた蔓がすっかり焼けてます。晴れが続いてくれれば 乾き易くなってくれたんで すぐに燃せて始末出来ます。
  
 蚕豆が芽を出しました。もう少ししたら耕運機を引っぱり出してきて 土寄せです。いくらかは 霜に遣られますが 土寄せして茎の元を埋めてやれば 大丈夫です。今年も下の村のAさんやYさんのぶんも蒔いて上げたので、一杯採った種が 役に立ちました。
 
 豌豆も芽が出て来ました。ことしも グリーンピースとスナップの2種類。採って置いた種です。こっちも一杯採って 余ったんで仲間に分けられました。
 
 1回目の白菜がぼろぼろにされました。早めにネットを外したのが原因です。
 
 犯人はこいつ等です。3種類は居るようです。白菜の中の方に穴を食い開けて その中で ぬくぬくと食い物に囲まれて住んでます。小さい内に薬を撒いてやらねば、と言われるんですが 家では虫より 薬の方が怖いんで、虫と競合してます。

 冬野菜の菜っ葉類が霜で柔らかくなってきます。今年は水菜、小松菜、ホウレン草にチンゲン菜なんかです。大根や蕪の葉っぱも軟らかく美味くなります。

 上がって来る道も 霜で滑りそうで 日が高くなってでないと 車ではおっかない時期になりました。ゆっくりのんびり運転します。畑は忙しくなくなり、家の周りの片付けが忙しくなります。千両の実も朱くなって来ました。

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