里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

蛍蔓(ホタルカズラ)が咲いて 田植えが始まります

2024-04-20 14:45:31 | 春後半

 里山の家へ上がって来る道の 山側の斜面に、藪の中に、紺色の花が今年も無事 咲いてくれてます。この斜面は 部落の掃除の時、刈払い機で 伸びて来た雑草を刈っている所なんで、根絶やしにされたんではないかと心配してました。

 蓬なんかの春の草群の中に 濃い青色の花が散らばってます。 

 花は端正な 5角形です。

 車だって結構通る 村へ上がって来る1本道なんで 取り尽くされてしまわないか、いつも心配です。が 一寸高い斜面に 藪に散ってるんで 未だ生き残ってくれてます。

 蛍蔓が咲いてくれてる 山の斜面の向かい側は 棚田です。代掻きされた田圃から順に 水が張られて 田植えが始まってます。

 田植え機が忙しく 早苗を植えてます。

 植えられる早苗が 畔の上で待機してます。

 仲間の Kさんの所は この週末に田植えです。息子さんが トラクターで植え役、Kさんは ハウスから苗を運ぶ と言ってました。トラクターで 田圃に入るのは 斜面がきついし 危ないんで、主役交代。

 我々の年になると 体が利かなくなる、なんて情けない事を言ってます。確かに 何かあると 動けなくなるし、一人仕事は無理になって来ました。

 畑は じゃが芋の土寄せを終え、長芋とヤム芋を植え 早生の枝豆やインゲンは蒔き終わりました。ナスや胡瓜、瓜類なんかの 夏の主役は 来週から植えられるように畝を耕し 肥を入れてます。

 獣は相変わらずで、猪は竹藪際に大穴を開けまくって、出盛りの筍を食い漁ってます。アライグマは 続けて3匹罠に掛かって、歯をむき出して暴れてるし----枚挙に厭わずです。

 村の罠の面倒を見てくれてる Oさんは 昨日も掛かったアライグマが 日当たりでは可哀そうなんで、日陰に罠を映してやった、奴は寝転んでた。もう一人のKさんが 後で餌を持って行ってやる、と何とも 優しい猟師さんなんです。

 罠は猪なんかの大型のと ハクビシンやアライグマなんかの小型の2種類を 設置。入った獣は 電気処理です。罠担当の皆が処理に当たりますが あんまり暴れるようで手に負えない時は 本職の猟師を呼びます。処理した獣は 大きなコンポストみたいな中に放り込み、土に帰してます。罠担当の皆は良くやってくれてます。が 獣共の増える方が勢いがあって 奴等の方が断然優勢です。このままでは こっちが 檻の中で過ごさねばならなくなりそうです。


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