住まいの近くで、バイクが歩道を走る光景を まだ多く見かけます。交通渋滞が激しくなる
BTSプロンポン駅ベンチャシリ公園前のスクンビット通りの朝夕は、歩道でも注意が必要です。
バンコクの歩道を走るバイクタクシーが女子高生を轢く事故があったのは一年ほど前かな。
この事故が大きな社会問題となり、歩道を走るバイクに科される罰金額が500バーツから
2,000バーツに引き上げられました。それでも歩道を走るバイクは後を絶っていません。
特に、渋滞でも少しでも多く稼ぎたいというバイクタクシー(バイタク)が 酷いですネ。
まだ多くのバイクが歩道を走っている問題は、バンコク都庁や政府も認識しているようです。
先週、クワンムアン都知事が会議の中で、歩道を走ったバイタクは「3年間、バイタクの資格を
停止にする」という提案がなされました。大賛成です。もっと厳しく対処しなければいけません。
同提案は、タイ陸運局が議長を務める会議で改めて議論されるとのことです。これを機会に
横暴な運転をするバイタクの取り締まりも、さらに徹底してやってほしいですネ。私らは
バイタクを利用しませんが、車の事故にも繋がります。安全運転を徹底してもらいたい。
タイの政府機関の調査で、昨年のタイの交通事故死者は2万169人で、人口10万人当たり
29.9人でした(日本は4.1人)。世界保健機関(WHO)の数字より少し下がっていますが、
アジアで一番で世界有数です。WHOからも注意勧告が出ているくらい。これほどまでに近代国に
なったタイ国なのに、何とも情けない交通事情ですネ。 恥ずかしく思わないといけません。
タイの交通事故死は、特に地方ではバイクがらみも多く、ヘルメット未着用、スピードの出し過ぎや
飲酒運転など、バイクの運転ルールをしっかり守れば、防げる事故も多く事故死は簡単に減らせます。
例えば、万が一の事故の時に命を守ってくれるオートバイのヘルメット着用。日本であれば、
ヘルメット着用率は100%でしょうが、タイはその約半分の45%といいますから驚きです。
タイのメディアによると、タイ健康増進財団がバイクのヘルメット着用行動を9年間研究して
きた結果では、へルメット着用率の45%は、2009年以降ほとんど変化がないとのことです。
<地方へ行くと こんな光景に出くわします>
驚くことに18歳未満の若者を対象にした調査では22%、同乗する子供の場合は8%とさら低く
なっています。さすがバンコク市内では85%の運転手がヘルメットを着用していますが、2年前は
39%だったとか。しかし、今でも市内でさえお客となる同乗者の着用率は22%だといいます。市内でも
親が運転するバイクの前と後ろに、ヘルメットなしで小さな子供を乗せて走っている光景も見かけます。
ヘルメット着用の取り締まり強化だけでも、事故死は少なくなるんですがねぇ~
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資格はく奪、罰金なんか、クソ喰らえってなもんで。
私、ふと、公園の出入り口にある鉄の柵を思い出しました。あれは、チドリに歩かないと出入りできませんね。
歩道の端毎にあれをつけるしかないですよ。
まったく同感ですねぇ~(笑)