安倍晋三首相が施政方針演説で掲げた「同一労働同一賃金」が、与野党の論戦の焦点に浮上してきた。首相は5日の衆院予算委員会で初めて法制化の可能性に言及。非正規労働者の賃金底上げにつなげ、アベノミクスへの期待を高めたいという狙いがある。だが、定義が明確でなく、「年功序列」など日本の労働慣行に合うかなど実現には課題が多い。▼4面=焦点採録
■処遇底上げ、具体案なし
首相は5日の予算委で、同一労働同一賃金について「必
同一労働同一賃金、論戦スタート 首相が法制化言及
■処遇底上げ、具体案なし
首相は5日の予算委で、同一労働同一賃金について「必
同一労働同一賃金、論戦スタート 首相が法制化言及