有期雇用の労働者が契約更新を繰り返して通算5年を超えた場合、2018年4月から無期雇用への転換を申し出られる(無期転換ルール)ようになるが、そのルールを知らない有期労働者が8割超もいることが日本労働組合総連合会(連合)の調査でわかった。
労働契約法の改正に伴う新たな制度だが、労働者への周知が行き届いているとはいえない状況にある。
「残された期間での最大の課題になる」
連合の調査によると、改正労働契約法の施行(2013年4月)による第18条「無期労働契約への転換」の変更内容を知っているかどうか聞いたところ、「ルールができたことを知らなかった」が51.2%、「ルールができたことは5年超なら無期雇用」への変更 有期労働者の84%「知らない」
労働契約法の改正に伴う新たな制度だが、労働者への周知が行き届いているとはいえない状況にある。
「残された期間での最大の課題になる」
連合の調査によると、改正労働契約法の施行(2013年4月)による第18条「無期労働契約への転換」の変更内容を知っているかどうか聞いたところ、「ルールができたことを知らなかった」が51.2%、「ルールができたことは5年超なら無期雇用」への変更 有期労働者の84%「知らない」