名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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「年収1075万以上」が「300万円以上」になる日 ホワイトカラー・エグゼンプションという“感情論”

2017-08-01 | 労働ニュース
今回は「感情と論理」について考えてみる。
 「論理的」に見える人が実は感情に突き動かされている、これ、そんな事例じゃないかというお話だ。
 「高度プロフェッショナル制度」、別名「ホワイトカラー・エグゼンプション」、またの名を「残業代ゼロ法案」が、ついに秋の臨時国会で働き方改革関連法案と一括して提出されることになった。
 容認する姿勢を見せていた連合は“集中砲火”を浴び、政労使合意を見送るとのこと。
 第1次安倍政権の時から、要件を変え、名前を変え、手を尽くしてきた政府は、
 「労働者団体の代表の意見を重く受け止め、責任をもって検討する」(by 菅義偉官房長官)
 そうだ。
 思い起こせば、今から10年前……
 「残業代が出ないんだから、早く帰れるし、家族団らんが増え、少子化問題も解決するじゃん!」(安倍首相)。
 「そうだ!そうだ!『家族だんらん法』と呼ぶように、徹底しよう!」(当時の厚生労働大臣 舛添要一氏)
 「だいたい経営者は、過労死するまで働けなんて言いませんよ! これは自己管理です! ボクシングの選手と一緒です。つらいなら、休みたいと主張すればいい」(某女性起業家)
 などと、今だったら大問題になりそうな“ノー天気”な発言がありましたね。
 はい。そうです。これらはすべて、第1次安倍政権の時に記者会見などであった発言である。・・・・続きはこちら
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新国立工事で過労自殺、「重層下請け構造」が引き起こす悲劇

2017-08-01 | 労働ニュース
悲劇の現場は、2020年開催の東京五輪のメーン会場だった──。

 現在急ピッチで工事が進む東京都新宿区の新国立競技場の建設現場で、地盤改良工事を手掛けていた土木専門工事会社の23歳の男性社員が、1カ月間で200時間近い残業を行い、今年3月の失踪後に自殺していた問題。男性の両親は、過重労働が自殺の原因だとして労災申請した。

 遺族の代理人である川人博弁護士や工事会社によると、男性は16年4月に技術職として入社した新入社員。同社の同僚4人と共にこの現場に配属され、工事に用いる機械の管理を担当していた。

 男性の残業時間は、失踪前の1カ月間で211時間56分に達していた。特別な場合の残業時間を月80時間と定めた、いわゆる「36協定」に違反した深刻なものだ。男性の両親の証言によると、今年1・・・・続きはこちら
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非正規社員の約8割が「同一労働同一賃金」に賛成、正社員も約7割

2017-08-01 | 労働ニュース
非正規社員の約8割、正社員の約7割が同一労働同一賃金の導入に「賛成」--。

そんなアンケート調査結果が明らかになった。実施したのは、求人情報サイト「はたらこねっと」を運営するディップ。期間は昨年末から今年初旬で有効回答数は975人。

■正社員も約7割が賛成

「同一労働同一賃金に賛成か反対か」の問いでは、非正規社員(派遣社員、契約社員、パート・アルバイト)の79%、正社員の69・・・・続きはこちら
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「大学1~2年生の就職希望1位は地方公務員」に「夢も希望も無い国」という声 「大手で死ぬまで働くとか馬鹿みたい」

2017-08-01 | 労働ニュース
先日、キャリコネニュースでは、大学1~2年生が就職したいと思う企業・業種ランキングで、1位が地方公務員、2位が国家公務員になったことを報じた。記事を配信後、2ちゃんねるにスレッドが立ち、7月31日には5スレッド目に突入。大きな反響を呼んでいる。
寄せられたコメントの中で最も多かったのは「もう駄目だなこの国」と嘆く声だった。
「若者が一番なりたいモノが公務員なんて、なんて夢のない国なんだ」
「夢も希望も無い国。どうしてこうなった」
就職活動を始める前の大学生には、もっと大きな夢や野心を抱いてほしいもの。それなのに希望する職業の1位が地方公務員では、嘆きたくなるのも無理はない。・・・・続きはこちら
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「高度プロ」の陰に隠れた「本当のリスク」 年収制限なし、労基署も手が出せない、「裁量労働制」の拡大

2017-08-01 | 労働ニュース
「高プロ」より恐ろしい、「裁量労働制の拡大」
 「高度プロフェッショナル制度」をめぐる議論が過熱している。労基法改正案として、残業時間の上限規制などの「働き方改革」と抱き合わせで、一部の労働者に対して残業規制の適用を除外する高度プロフェッショナル制度を導入するという。
 「残業代ゼロ」「定額働かせ放題」と批判される高度プロフェッショナル制度。過労死対策や働き方改革の動きに逆行し、過労死や長時間労働を促す制度であることは疑いようがない。だが、今回の労基法改正案で新設が目論まれている「残業代ゼロ」「定額働かせ放題」の制度は、高度プロフェッショナル制度だけではない。高度プロフェッショナル制度の陰で、「裁量労働制の適用拡大」が盛り込まれているのである・・・・続きはこちら
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