延び延びになっていた潜水調査を実施しました。
昨年、コーラルリーフの東側スターンロープ、ブロック取付部分から切れてその後はアンカーで応急処理のままでした。
今回、同じブロックに繋いでいたヘリオスの西側スターンロープがブロック取付部分から切れてしまいました。同じブロック、同じ金具の取付ロープが切れた。今回調査で原因が分かればよいと期待しましたが・・・
当日は大雨予報、3月4月は海水が綺麗に澄んでいたが、2日前から赤潮状態で海は非常に濁ってしまった。
まずは2艇のスターンロープの取付作業、状態を確認した結果は不明。視界は10㎝程度、最悪。20mmのロープがテンションで切れるわけがなく、擦れるものを確認いただいたが見つけられませんでした。
残骸のロープを取り除き新ロープを二本取付けて完了。
その後各艇のロープ点検、ブロック取付部分からタイヤ、タイヤからヨットの擦れ具合を点検いただきました。結果は2か所の不具合を見つけていただきました。一つはドリトルの東側、2本のスターンロープが交差していてこれを解消。もう一つはヘリオスの東側とジュノーの西側、2本のブロック取付部分で交差、双方を取替えることで解消しました。
作業後、調査結果、調査方法を聴きました。
視界が悪く苦労した。強力な明るさのライトが必要、20mmのロープがテンションで切れるわけがなく、擦れるものを確認するが、ロープが貝等で汚れているのは問題なくロープが綺麗だと擦れていることが多い。綺麗な部分は詳細にチェック、何故綺麗なのか?擦れている原因を見つける。
2か所の不具合もその方法で見つかりました。
他には見つかりませんでしたが、全体にロープ取替から経過している。そろそろ取替を検討したらどうか、時期は台風時期前が良いとの提案を受けました。ロープ取替実績は当初設置が2000年、一斉取替1回目が2009年、2回目が2017年に実施しています。8年サイクルなら2025年の計画?になります。来年には計画しましょうか?