12日、三谷漁港のスケープタイムから救援要請があった。
プロペラにロープを巻き付けた、シャフトを曲げてしまった。取替えたい。
取替るためには上架してシャフトを抜いて新しく作りたい
オーナーはブラジル人、内容に疑問はあるが上架して見るしかない。
オーナーの都合で15日に上架する予定にした。
15日は色々あるが何とか都合をつけて応援もお願いできた。
15日、朝一は形原のホワイトキャップスの下架、PSSスタンチュウブの修理をしたが水漏れしないか心配だとのこと。下架し様子を見る。ダメでした。水漏れが止まらないそうで再度上架することになりました。
約束時間に遅れてスケープタイムに到着、事故内容の確認。ロープを巻き付けてしまい潜水しロープを切ったがプロペラに巻き付いた部分がフォルディングペラに絡みついて取れない。シャフトの損傷は確認できていない。シャフト取替は必要ないようだが上架しチェックするしかない。
えい航してマリン広場に移動する。コーラルリーフにお願いしてえい航作業、クレーンは千春が上架され丁度空いた所だった。えい航を港内で切り離し何とか岸壁に流れ着きクレーン下に移動できた。
上架して見るとプロペラにロープが巻き付いてしっかり絡みついていた。ゆっくり丹念に作業、ロープは外れました。シャフトは問題なく手回しできた。折角なので船底掃除、フジツボはほとんどなく洗浄機で掃除出来た。
3枚ペラに太いロープ細いロープが何重にも巻き付いていました。
ところが他の問題を見つけた。バウの船底にひどい損傷がある。3月下旬の強風時にアンカーが流れてバウが堤防に接触したことがあった。多分その時に捨て石に船底が接触、損傷したようだ。早速修理したいが・・・委託先が忙しく直ぐには出来ない。今日はこのまま下架することになった。