在宅勤務が日常化してから早1年以上が経ちます。オフィスとは異なる環境で仕事を続けていたせいか、右肘と右肩に痛みを感じるようになってしまいました。これがいわゆるテニスエルボーの症状なのでしょうか。模範的な狭小住宅の我が家では机や椅子をすぐに買うことは出来ません。そこでまずはパソコンとのインタフェースになる部分から改善してみることにしました。
手始めに手を入れたのはこのblogでも何度か記事にしているキーボードです。仕事で使っているのはノートパソコンなのですが、ノートパソコンのキーボードはストロークが浅いので、自宅で長時間同じ姿勢でタイプし続けていると、打鍵時の負担が手首や肘に掛かっているのではないかと考えたのです。いくつか候補はありましたが、周りでも使っている人が何人かいて定評のあるHHKBを購入することにしました。僕が買ったのは有線接続のProfessional2というモデルと、有線・Bluetooth両対応で静音タイプのProfessional HYBRID Type-Sというモデルです。今から試すのであれば有線接続で一番安価なProfessional Classicというモデルが良いでしょう。
HHKBは噂に違わずとても良いキーボードでした。サクサクした打鍵感が心地良く、長時間タイプしていても指が疲れません。むしろ何時間でも文字を打っていたくなるくらいです。しかし、キーボードを使っているときの心地良さは劇的に改善したものの、本来の目的であった肝心の肘と肩の痛みはこれだけでは治りませんでした。
そもそも僕のタイピングが我流で、常に掌がキーボードの上でバタバタするようにキーを叩いているのです。いくら良いキーボードを使っていても、手の移動距離が前と変わらないために肘と肩が痛むのかも知れません。スポーツ選手が年齢とともにプレイスタイルやフォームを変えるように、僕も長年続けてきた我流のタイピングフォームを見直す時なのでしょう。
とりあえず軽い気持ちで「タッチタイピング 練習」といった単語でネット検索すると、たくさんのWebサイトが出てきます。本当に便利な世の中ですよね。パソコンの前から一歩も動くことなく、いくつも練習方法が画面の中で表示されるなんて。僕が試してみた中で良さそうだったのは、まず『めざせ!タイピングマスター』
という子供用のサイトです。このサイトはホームポジションのどこに指を置いて、どの指でどのキーを押せば良いのか、キーボードの上段・中段・下段など各段ずつ練習していくことが出来ます。このサイトで基礎から学べば、長年の我流タイピングで染みついてしまった変則的な運指を一から見直すことが出来ることでしょう。
また、やっていて楽しかったのが『Neutral - ブラウザで遊べるゲーム&ツール』というサイトでした。タイピング練習だけでもいくつも種類があり、何回やっても飽きないです。
まずはこれらのサイトをフル活用して肘・肩の痛み改善を目指していきます!
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